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人生と仕事

自分の幸福は間違いなく仕事で感じる幸福や充実感と大きく結びつく。

昨年までは大学生だったので、学校、バイト、野球指導と多忙な日々を送っていたが、それよりも充実感は満足する程得られていた。

特に野球指導では給料など一円も貰えないにも拘らず、毎週のようにバイトの時間を削ってまだ行き、それに情熱を注ぎ、生き甲斐を感じていた。

自分の場合、お金をもらうかもらわないかではなく、「自分が何か役に立つことをしているか、誰かに必要とされているか」これらによって心が満たされるのだろう。お金は最低限あれば十分だ。


今はワインヤードで週5〜6日、日が昇る時間から炎天下の中働き、休日は自然の中でゆっくり過ごしたり仕事仲間とキャンプをしたり...

仕事は楽しいし、給料は去年の月収の3倍以上もらっているが、夢中になれているか?情熱を注いでいるか?と訊かれれば、Yesとは言い難い。

つい2.3ヶ月ほど前、新しい仕事を探している期間、約ひと月ほど仕事をしていない期間があった。その期間は自分でやることを決め、それに従って毎日過ごしていたが、何か物足りない。

今年の7.8月と、こっちで知り合った友達とロードトリップをしていた時もそうだ。毎日充実していたのは間違いないが、心のどこかで何か足りないと日が経つほどに強く感じていたのも事実だ。

今思えば、小学生になった頃から平日は学校、土日と祝日は野球という多忙な毎日を送り続けてきたことで、「何かに没頭していないと満足できない自分」が作られてきたのだろう。


ラッセルの『幸福論』にあるように、「仕事の目的と人生の目的を一致させることが、幸福な人生を送る上での必要条件」という考え方は自分に当てはまる。

こうして自分についてじっくり考え、よく知ろうとすると、自分が将来どういう生き方をしたいかがよく見えてくる。

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