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小説家になるな!: クリエイターのサバイバル論

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小説家もそうだけど、物書きへの道を歩き始めた私…年齢としては50歳。アドバンテージは経験の量。普通の神経をしていたらチャレンジはしないはず。

私はこれまで事業戦略など専門にやってきたので、小説家への道筋もある程度のロードマップとアクションプランを描いて進めているので、実は見込みがあっての勝負だ。

しかし小説家として、がっつり取り組んだら上記で紹介した職業作家のリアルの様にワーキングプア以下の生活しかできなさそうなのも事実。

「執念」と「覚悟」に勝るものはないけれど、勝てる戦略があると確実。天才のまま埋もれていく才能もたくさんあるけど、こういう人には執念も覚悟も戦略も足りていない場合が多い。

例えば月に50万は収益欲しいなぁとなれば、逆引きでやるべきことを積み上げればいいのです。

今はまだ、Amazonのkindleで月に5万程度、アソシエイツなんかは5千円程度だけど、他にもnoteやカクヨムで稼ぐ方法だってあるし、ライターの仕事なんかは10万くらい入ってくる。

投資する時間を考えると確かに150万くらいしか稼げないのが現実かも…となると副業で35万稼げなければならないけど、この程度だと50歳5である程度の経験を積んでいると起業顧問とかコンサルタントの仕事でどうとでもなる。

本書でも分かったこととしては「自称小説家」あるいは「小説家で食っていきたい」層の分母はそこそこの規模感があって、そこに副業を進めるようなニッチな本も企画次第で売れそうだなということ。

むしろ私なんかは、需要のないであろう私が書いた小説ではなくて、そういった現実的に誰かの役に立つ本を書いているべきなのかもしれない…が、小説も書いてみたいね。やっぱり。売れたいとかじゃないもの。多くの人に読んで欲しいというのはあるけれど。

本書では、生き残りたいなら、毎月必ず作品を作れ!と提案している。数打てば当たるというのも間違いのない真実であろう。

そしてクリエイターは、もはや創作だけでは生き残れない時代で、営業も、宣伝も、セルフブランディングも、すべて自分がやり遂げていく覚悟が必要だと語られている。

私も「又吉秋香」をセルフブランディングを始めたばかり。これは小説用のペンネームで、このアカウントではまだ1円も稼いでいない。来月にどれだけ収益をあげているか改めて報告したい。



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