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ずっと、ずっと、あなたのそばに 映画「いま、会いにゆきます」-澪の物語

留置場の官本からの紹介。2004年10月30日に映画公開された「いま、会いにゆきます」を、竹内結子演じる主人公の恋人・澪の視点で描いたもうひとつの感泣ストーリーとなっている。

いつも隣にいた大好きなあなたと結婚し、ふたりの間には佑司というかわいい男の子が生まれた。二十九歳のわたしは、あなたと佑司とともに幸せな時を過ごしていた。 

穏やかで優しい日々を送っていた澪が、やがて知ってしまう哀しい運命。それでも、絶対に変わらない思いがあり、絶対に失いたくない人がいる。ずっと一緒にいられないと分かっていても、澪はためらわず愛する人のもとへ走っていった。

市川拓司のベストセラー「いま、会いにゆきます」の映画化脚本をもとに、みずみずしい感性で新人が書き下ろした、もう一つの愛の物語となっている。


この本の作者の若月さんが原作と映画、どの作品に共鳴したか見当もつかないけども、それぞれの共鳴したいいとこだけ取ってきて澪の思いと表現しようとしたように感じかな。

原作から映画・ドラマと触れた方は、原作に感動し、映画・ドラマに違和感を覚えるかもしれないように、本書から「いま会いにいきます」に触れる方は、この本に感動すると思う。

こういった楽しみ方は二次創作というよりスピンアウトというのかな?原作を知らない人でも楽しめる名作です!


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