見出し画像

あらためまして、ご挨拶。

こんにちは またたび文庫です。
ながらく、note更新をご無沙汰していました。
今後、もろもろと活動が変わっていく予定です。
小さな日記・おしらせの場所として、また活用させていただきたいと思います。

その前に、ロゴについてあらためてご紹介しますね。
(※6月、instagramで投稿した内容と同じですので、再掲にて失礼いたします。)

📚またたび文庫について



またたび文庫は、白老町の本屋です。
昨年6月より「移動本屋 またたび文庫」として白老町内や道内のイベント出店をはじめました。

今年1月より、白老駅近くの空き物件を拠点としています。
月1のイベント開催や週末本屋営業を行っています。

もともと事務所として使われていた場所で、とくべつな整備は入れていません。
まずは場所を使い倒してみよう!というフェーズです。
これまでマルシェや写真デザインのワークショップ、トークイベントを開催してきました。

👧中の人について


羽地 夕夏と申します。(羽ちゃんとよばれいます)1998年沖縄うまれ、新卒で東京の出版社に一年勤めたのち、昨年4月に白老へ移住しました。
移住のきっかけになったのは「観森」のふたり。(@mimori_yasou)白老を拠点に自然ガイドやpodcast、プロダクト開発をおこなうユニットです。
尊敬する人は神谷美恵子、小林秀雄、河合隼雄です。(ほんとはもっとあげたい)

🌱ロゴについて



「なんで”またたび文庫”という名前なの?」
とよく聞かれます。

この名前には色んな意味がありつつ、ないようでもあります。

奥田民生の「股旅」という名盤があること
白老の森で食べたマタタビの実が美味しかったこと
「猫にマタタビ」の理由がわかっているようでわかっていない面白さ
夏に葉っぱをピンクにするミヤママタタビが綺麗なこと
「マタタビ」語源がアイヌ語説、「旅人が元気になるから」説のどちらもあること

「またたび」という一言から、
民生、猫、植物、というキーワードが連想ゲームのように広がっていく。

興味関心のトリガーを多分に秘めているすごい言葉なんじゃないかと、
とひそかに思っています。


本についての個人的な考え方もそれと似ています。

「この本が言いたいのはこうです!」
と要約するのが賢い、流行りのように思います。

それもいいけど、わたしが好きな本は
「よくわからない」
という読後感をもっています。
一言で要約しがたいけど、興味を深める視点が散りばめられているような本です。

一度読んだだけではわからないから、
自分の頭や身体を使って再解釈する。
その後の読書や経験の中で、ふとした瞬間に思いだす。
解釈を更新しながら、からだに染み込ませるように本を読む。

今後も、そんな大切な本たちを
お届けできるよう精進します。


ロゴにこめたのはそんな想いです。

夏のミヤママタタビの不思議な可愛さ。
読むほどに解釈が更新され、付箋だらけになった本。

本を読んだ後、
普段見ている景色が少しでも綺麗に、面白く映るように。
本に書かれている言葉を、自分の知恵にできるように。

またたび文庫で買った本が、
みなさんの手元でぼろぼろになっていたら嬉しいです。


イラストは
黒松内のあわいのブノウ
@awaino_bunou )さん。
全国のブナ林をめぐる旅に出られるなど、日々自然観察眼を磨かれています。
アカウントが本当に素敵なのでぜひ見てほしい・・・!

ロゴの全体構成は
もえぴさん(@944design_works )によるものです。
本を選ぶときの感覚的な基準、ロゴからなにを感じとってほしいか
など、
コンセプトの言語化をじっくり手助けしてもらいました。
悩みまくって半年、素敵な形にできたのは萌さんのおかげです。

ありがとうございます!!

🏠お店の整備計画について



今年1月より使わせていただいている白老町の空き物件。
観森(@mimori_yasou )と共同で借りています。

半年ほど、居抜き状態で運営していましたが
今年10月より、主にDIYで整備を進めていきます。
冬季は場所を閉め、来年4月より「またたび文庫のお店」としてオープン予定です。

10月頃、壁塗りWSを開催予定です。

せっかくなので
皆で楽しく本屋を作るイベントを企画します。

昨年、鮭箱本棚を共同制作してくださった
村上さんとりゅうくんにまたお世話になります。
@tomohikomurakami_gencompany_
@ryusyokuninnomichi

よろしくお願いします!

📩こちらで情報発信しています



●ウェブサイト(通販もあります)
→https://matatabi-bunko.stores.jp

●出店レポートや個人的な文章など
→note 「またたび文庫」
(売上なども記録している出店レポートは計120本以上になりました)

●本のレビュー・イベントのお知らせなど
→instagram: @matatabibunko_hon

●ダイレクトなやりとり
→LINE@ @867iikuo
(LINE公式アカウントより「またたび文庫」と検索いただけます)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?