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9月のFP3級試験に臨む

試験の申し込みを済ませた。試験日まであと6週間。いよいよ本腰を入れて頑張らねばならない。CFPを有する実父の特訓を受けること早3か月。毎週土曜日、家業に必要な分野を中心に指南を受けていたのだが、昨日最終回を迎え、あとは自分で頑張れとなった。実母は3年前に3級を取得しているので、私の状況がよくわかっている。「お父さんはテストと関係ないことばかり喋っているから、間に合わないんじゃない?」 ええ、私もそう思うわ。

試験は、午前に学科、午後に実技があり、両方の合格をもって晴れて3級FP技能士に認定される。学科試験はマークシート形式、試験時間は120分。実技試験は、私が申し込んだ日本FP協会の場合、マークシート20問(計算問題)、試験時間は60分だ。どちらも6割以上の正答で合格とのこと。しかも過去の学科の合格率は80%近い。それなりに勉強すれば、そこまで高い壁ではないだろう。だが、すべての分野においてド素人なので、私にとっては、なかなかに努力を要する挑戦なのである。

先ずもって、内容が頭に全然入ってこない。テキストを読んでいると、すぐに眠気に襲われる。深夜番組やオールナイトニッポンにハマり、いざ勉強となると、眠気がやる気を削いでいた学生時代を思い出す。社会人になってからも、仕事の忙しさで夜更かしスタイルが続いたが、いつでも好きなことを仕事にしていたのと、引き受けた仕事への責任感=プレッシャーで、眠気に打ち負けることは皆無だった。独学の場合、誰に迷惑をかけることもないし、何より興味関心が出発点でないことを達成する難しさを体感している。子どものためにも、この窮屈な感情はしかと覚えておこう。

使用しているTAC出版の「FPの教科書」では、試験範囲を6つのチャプターに分けて整理している。さすがベストセラー、初めて学ぶ人にもわかりやすい文章、表現、構成になっていると思う(イラストやフォントもかわいい。女性を意識している気がする。女性の受験者が多いのかな)。ちなみに、実父も実母もTACに通って資格を取得した。その教科書を見せてもらうと、同じTACでも、私の教科書より圧倒的に内容が濃い。「この問題が出るからよく見直すように」などの試験対策もあるらしく、通学はコストが高くつくが、それなりのバックがあると思った。今はコロナも気になるし、弟の保育時間が2時間しかないので、通学の選択はない。自分をどれだけ鼓舞できるかも含めての挑戦である。

家業の実務とゆかりが深い、3つのチャプターはひと通り学ぶことができたが、残りが半分もある。さすがに焦り、必死で土日に1つ終わらせた。あと2つ。そして、できるだけ早く問題集に移らねば。ヒーヒー。


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