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.matって何者?

自分は何者か。書く。

現在私は16歳で動画の撮影編集をしながら、イベント開催をし、学生として都内の普通科高校に通っている。なぜこの生活をしているのか。自分でもわからないので整理しよう。

映像を始めたきっかけは学校がつまらなかったから。だと思う。

偏差値だけで決めた高校に馴染めず、何も面白くない日々が続いていた昨年九月ごろ。人生で初めて"不登校”になった。

やることもないし家にいても親から罵声を浴びせられるので心地悪い。仕方なく、持っていた一眼レフを片手に昼過ぎから新宿の街に繰り出していた。昼から夜にかけて歌舞伎町を練り歩く。酒で酔った中年男性が寝ていたり、ホームレスが空き缶を拾っていたり。学校に通っていては見ることができない平日昼の日常があった。その日常を見ているとどこからか記録として残したい。と思うようになった。そうして一眼レフで街の様子を切り取るようになった。そこが私の動画クリエイターとしてのスタートだと思う。

好きな事を見つけ心に余裕が出てきた。そうなったのは10月の半ば。そこから学校にまた行くようになった。が、やはりブランクがあった分居場所はない。

幼少期からおしゃべりだったこともあり、人と話せないのは自分にとってとても心苦しかった。だからといってまた家に居るわけにもいかないし、馴染めない学校でイチから環境を構築していくのも気が遠くなりそうだった。

そのころよく相談に乗ってくれたのは中学の時の友人だった。ローカルでの関わりはどこか暖かく居心地が良い。

そして私を闇から解き放つ言葉に出会ったのだ。スティーブジョブスの「自分の居場所を自分で作るんだ

基本的にはローカルで。学校でも家庭でもない。そんな居場所を作ろう。

そう思い立ち上げたのがHIMITSUKICHI。

学校の枠を超えた関わりの根底には小学校のころ泥だらけになって作ったあの秘密基地がある。あのころのワクワクをいつになっても感じたい。そんな思いがあるのだ。

そう考えるとHIMITSUKICHIは自分の地元でコワーキングスペース?みたいな形で開業するのが将来的に良かったりするのかもしれない。

HIMITSUKICHIの強みはスタッフと参加者の距離が近いこと。仲間はずれを生み出さないこと。そして暖かいこと。だと思う。

これからHIMITSUKICHIがどのような道を進むかは私もわからない。ただ強みを最大限生かす形で運営していこうと思う。

私の強みは何だろうか。

それは

ローカルでのつながりを大切にしながら現実を見つめることができる所だ。

これからはこの強みを武器にできるように磨いていきたい。


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