【開幕前】2024セレッソ大阪選手名鑑
GK
21 キム ジンヒョン
年齢：36
身長：192
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦20試合出場
昨季は度重なる怪我でリーグ戦20試合の出場となり、プロ入り後2番目に少ない数字となった。
相手のファーストプレスを置き去りにして中盤に直接届けるミドルパスはもはや芸術的。歴代出場数もそうだが、この年齢になっても成長を感じられるのがまさに生ける伝説。
実力者のハンビンが控えるもプレシーズンは常に主力組。
1 ヤン ハンビン
年齢：32
身長：195
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦13試合出場
15年続いたジンヒョンの絶対的な立ち位置を揺るがさんとしている。
昨季はボール保持の落ち着きも試合を経るごとに向上。セービングに関してはジンヒョンをも凌ぎ、Jリーグナンバーワンを争えるレベルにある。特にPKストップに優れているのは頼もしい。外国人枠の関係でベンチ外となる試合も少なくないだろうが気持ちを切らさずシーズンを戦い抜きたい。
31 清水 圭介
年齢：35
身長：183
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦2試合出場
忘れがちだが、正直言って清水レベルの選手を3番手に置いておけるセレッソはかなり恵まれていると思う。実績、実力、そしてピッチ外への影響力含めてチームの重要なピースだ。
成果はともかく求められていることは愚直にチャレンジするタイプで昨季出番を得た序盤戦ではボールを積極的に前に届けようという姿勢が見られた。
CB
24 鳥海 晃司
年齢：28
身長：182
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦30試合出場 1アシスト
顔の良さのみならずプレーでも絶対的な存在感を示す。
相方とは異なり守備面で「何故そこに」と言いたくなるようなカバーリング能力が最大の魅力。自らボールを運ぶことに抵抗がなさそうに見えるのは大学時代のボランチでのプレーがあるからか。
報道レベルではなかったが今冬CBを探していたマリノスやフロンターレからは多少接触があったのでは？と思えるくらいのいい選手。
3 進藤 亮佑
VICE CAPTAIN
年齢：27
身長：183
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦28試合出場 1得点
ピッチ内での貢献が増えると比例的にピッチ外での騒がしさ(いい意味)も増えた。
「なぜそこに進藤」と言われていた札幌時代とは異なり攻撃面での貢献はセットプレーが主となっており、実に堅実なCBという感じ。ただ溢れる闘争心からか食いついて裏を取られるシーンも多くそこは改善の余地あり。
まずは怪我を治して無事に戻ってきてほしい。
33 西尾 隆矢
VICE CAPTAIN
年齢：22
身長：180
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦9試合出場
スターダムを駆け上がることができるか本当に勝負のシーズン。
対人の力強さが強みだが、昨季はそこを発揮することができず。ビルドアップも前向きにチャレンジしていたが、ことごとく上手くいかず。苦難のシーズンだった。CBは補強ポイントだったがしなかったのは間違いなく彼への期待の現れ。パリオリンピック含めてきっかけを掴みたい。
23 山下 達也
CAPTAIN
年齢：36
身長：182
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦出場なし
引き続き今季もチームの最年長組の一人。そして今季からキャプテンに就任。
昨季はリーグ戦での出番はなかったが、チームでのBBQなどでは自ら盛り上げているような姿も見られた。CBの頭数が減ったことでピッチ内での出番が増えそう。2016のモニさんのような存在になってほしい。
(14 舩木 翔)
プレシーズンでは左CBでプレーすることも多かった。
左SB
6 登里 享平
NEW FACE
年齢：33
身長：168
利き足：左
23シーズン成績：リーグ戦26試合出場 2ゴール2アシスト(J1/川崎)
川崎から勝利の味を知る選手が加入。直前のクラブのトークショーでもその存在感の大きさが語られた。現在はレギュラー組だが一時控え組に落ちたりしてもしっかりとメンタルを保って若手の見本になってくれそう。優勝に導いてほしい。
14 舩木 翔
年齢：25
身長：177
利き足：左
23シーズン成績：リーグ戦28試合出場 1アシスト
偉大なる先駆者から背番号14を引き継いだ。昨季はそれだけの活躍をしてくれた。CBクライシスで出番を得た2021シーズンに引き続き、左SBに人がいない状況を見事モノにした。どうやら現在の序列は登里が上回っているようだが今季もチャンスを掴めるかどうか。ユーティリティな選手なだけに便利屋遣いはされたくはない。
右SB
2 毎熊 晟矢
VICE CAPTAIN
年齢：26
身長：179
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦31試合出場 1ゴール2アシスト
昨季再びSBに戻り、日本代表招集・J1ベストイレブン・アジアカップでの活躍と一躍Jリーグの顔となった。特に初招集をされてからのプレーぶりは圧巻の一言で、全く別人を見ているようだった。今季は更に数字として残る結果が欲しいところ。副キャプテンの責任を負ってくれているのも頼もしい限り。
16 奥田 勇斗
NEW FACE
年齢：22
身長：174
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦出場なし
桃山学院大学から加入。すでに昨季プロデビュー済み。そのプロデビュー戦では内側に絞ってボールを受けたと思えばゴールライン際からクロスを上げるなど頭の良さとガッツを同時に感じることができた。毎熊が夏に移籍したとしても即戦力は取らなくていい、そう思える活躍を期待。
アンカー
10 田中 駿汰
NEW FACE
年齢：26
身長：183
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦34試合出場 4ゴール2アシスト(J1/札幌)
ボールを刈り取る、ビッグチャンスに繋がるスルーパスを通す…決定的な仕事ができる頼もしい選手がやってきてくれた。試合を変えられる選手。
札幌ではペナ内に飛び込んでいくプレーも魅力の一つだっただけにインサイドハーフ等とコミュニケーションを取りながらそこも発揮していきたい。
4 平野 祐一
NEW FACE
年齢：27
身長：174
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦7試合出場(J1/浦和)
キックオフデーでの一発芸で我々の心を鷲掴みにした浦和からの新加入選手。
いんたインタビューの言葉やプレーぶり随所から頭の良さが感じられ、ゲームを作るプレーメーカーとして期待がかかる。浦和時代には外国籍選手と日本人選手を繋げる役割を率先してこなすナイスガイ。
5 喜田 陽
年齢：23
身長：171
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦16試合出場 1ゴール1アシスト
昨季は香川の相棒としてチームが最も良かった時期に大きく貢献したが、今季は大怪我を引きずるスタート。2021シーズンもそうだったが喜田はこの辺の運がない。まずはゆっくり治してほしいが、前を向いて次のプレーに繋げることは相当上手いので実力者2人に負けずにポジションを争いたい。
(25 奥埜 博亮)
今季は香川より奥埜がアンカーとして起用されそう。
インサイドハーフ
8 香川 真司
年齢：34
身長：175
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦34試合出場 2ゴール
昨季はアンカーやボランチの一角でのプレーが主となったが、今季は前目でのプレーが見込まれる。システム的に決定機に関わるプレーが多くなるだろうからそこで香川真司健在を見せつけてほしい。オフの度に蒲田温泉に行っているが、バイタリティどうなってるのだろうか。
25 奥埜 博亮
年齢：34
身長：171
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦24試合出場 3ゴール2アシスト
今季で6年目。セレッソの歴史を見てもこれだけ長くいてくれる選手はなかなかいない。選手として一番いい時期に来てくれたはずなのだが、ずっといい(矛盾)
戦術理解度、役割遂行能力含めて監督からすればこれだけ信頼できる選手もなかなかいない。
13 清武 弘嗣
年齢：34
身長：172
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦2試合出場
やはり彼は仲間に囲まれて笑顔でサッカーしているのが似合う。キックオフデーの写真を見て改めてそう感じる。昨季は2度の大怪我によりほとんどプレーする姿を見ることができなかった。縦への意識が高まるチームにおいて彼のようにボールを落ち着かせることができる選手は貴重。
55 ヴィトール ブエノ
NEW FACE
年齢：29
身長：185
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦32試合 5ゴール5アシスト(BR1部/Athletico-PR)
注目の大型ブラジル人選手。攻撃面では何もやらせても超一流で強烈なミドルシュートはまさにサポーターが長年待ち侘びたもの。セットプレーのキッカー・ターゲットとしても期待がかかる。スピードは未知数なのでプレーする姿を見るのが楽しみ。
求められるのは得点関与。シンプルにそこで評価していいと思う。
7 上門 知樹
年齢：26
身長：166
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦28試合出場 4ゴール1アシスト
3年目を迎える。今季は強烈なミドルを武器にするブエノが加入したが、十分に差別化はできている。プレスの始動点、運動量、プレス回避、飛び出し…非常にオールラウンドな選手。
ただ層が厚いポジションかつ名前が大きい選手ばかりなのでチャンスをモノにできるかという立ち位置であるのは事実。
左WG
27 カピシャーバ
年齢：27
身長：170
利き足：左
23シーズン成績：リーグ戦27試合 1ゴール4アシスト
昨季はドリブル数でマリノスのエウベルに次ぐ2位。とにかくサイドを引き裂き続けた。左利きの左ウィングと順足であるためカットインはほぼ選択肢にないが、それでも抜けてしまうのが凄い。
本名は「ジョアン・ヴィクトル・ダ・ヴィトーリア・フェルナンデス」でお隣のダワン・川崎のジェジエウとはブラジル時代のチームメイト。
19 為田 大貴
年齢：30
身長：175
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦18試合 2ゴール1アシスト
昨季は開幕戦でゴール。横浜FC戦でもクロスに突っ込んでゴールと昨々季よりゴールへの期待を示してくれていた。PSMでもカピとは違う魅力があるなと改めて実感。WGの層が厚くなり、途中から出て即効性のあるタイプでもないだけに先発で出れるように結果に拘りたい。
右WG
77 ルーカス フェルナンデス
NEW FACE
年齢：29
身長：174
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦22試合 0ゴール4アシスト(J1/札幌)
5年間を過ごした札幌から新加入。斜めに切り裂いていくようなドリブルが魅力。ドリブル中も選択肢を多く持っており、味方を使うことも得意。
来日以来2ゴール6アシストが最高成績になっているのでそこを超えるのが目標。右WGで未だに追ってしまう坂元の幻影をかき消す活躍を期待。
11 ジョルディ クルークス
年齢：30
身長：172
利き足：左
23シーズン成績：リーグ戦27試合出場 2ゴール2アシスト
今冬での移籍が囁かれながらも残留。本人としては苦悩もあるだろうが、それをキャンプ中出さない(少なくともYouTube上では。)のはさすがのプロフェッショナル。余裕のある状態でのシュートはチームで一番上手い。真ん中からの崩しがチームとして増えれば彼が活きる場面も増えるのではないか。
48 柴山 昌也
年齢：21
身長：161
利き足：左
23シーズン成績：リーグ戦9試合出場
ネクストブレイク最有力。昨夏に大宮から加入すると球離れの悪さ・ポジショニングの悪さが露呈するもインサイドハーフに位置を移すと改善。今季はWGで定位置奪取に挑むことになりそう。紅白戦やPSMの様子を見ると得点に絡んでいく動きも意識しているように思える。
17 坂田 澪哉
年齢：19
身長：170
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦4試合出場
高校最後の選手権を見た感じこれは厳しいかもなと思っていたが、見事に裏切ってくれた。すみませんでした。仕掛ける姿勢が素晴らしく、何度止められてもそのメンタリティでいてほしい。
チームで一番層が厚いポジションになったし、順足という特徴は唯一無二ではなくなったが、練習からアピールを続けたい。
CF
9 レオ セアラ
VICE CAPTAIN
年齢：29
身長：178
利き足：
23シーズン成績：リーグ戦33試合出場 11ゴール3アシスト
昨季は12得点。セレッソにとって随分と久しぶりの二桁得点者となった。プレースタイルは本当になんでもできるという感じ。身長が高いわけではないのにヘディングでのゴールが多いのは飛び込んでいくタイミングがいいからこそ。得点が2021年から10→11→12得点と毎年1点ずつ増えている。
35 渡邉 りょう
年齢：27
身長：179
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦7試合出場 1ゴール
昨季は初のJ2でいきなりハーフシーズン13得点と爆発しセレッソに夏にやってきた。終盤戦にはベンチにも入れなくなったがプレシーズンは絶好調。よく周りを見れる選手だが、陸次樹のようなストライカーらしいエゴも出していきたい。重要度高。
34 山田 寛人
COMMING BACK
年齢：23
身長：183
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦34試合出場 2ゴール4アシスト(J2/仙台)
今季仙台から復帰も紅白戦含めて出番がない。コンディションが悪いのか、そもそも実力が足りていないのか。復帰報道時にはサイドでの起用も示唆されており、ビルドアップが上手く行かなくなったときの逃げ道として唯一無二の存在になれるのではと思っていたが…。どうしたのか。
謎の勝負強さを見せる選手。結局山田、と言わせてくれ。
38 北野 颯太
年齢：19
身長：172
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦12試合出場 2ゴール
プロ3年目を迎えるワンダーキッド。昨季は初得点など嬉しい瞬間も多かったが一年目のニューヒーロー賞からの飛躍とはいかなかった。
技術は確かにあるのだが、空間把握能力やポジショニング・動き出しなどオフ・ザ・ボールの進化が待たれる。また1トップ向きの選手ではないのでポジションがIHなのか、WGなのか、それとも1トップに適応するのか。
32 木下 慎之輔
年齢：19
身長：175
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦出場なし
昨季はリハビリに費やす日々になった。同期の北野の活躍には大きな刺激を受けているはず。全くの未知数だが、シーズン終わりに2番手より上に名前が上がってもおかしくない。チャンスがあるポジションだと思う。
古山 兼悟
年齢：21
身長：178
利き足：右
23シーズン成績：リーグ戦出場なし
来年度大学4回生になる特別強化指定選手。
大学2年時には12戦連続ゴールというとんでもない記録も樹立。練習試合でも得点を連発。出番はそう遠くはなさそう。
(7 上門 知樹)
PSMでは限られた時間だったがCFでもプレーした。
(55 ヴィトール ブエノ)
練習試合では一部プレー。身長の高いCFがいないので構想にはありそう。
監督
小菊 昭雄
監督として3回目のシーズンイン。キャンプでは例年と同じく強度に拘った練習を行った。
チームとして優勝を目標とする中でそれに見合うサッカーを構築できるか。割と見切りをスパッとつける監督なので戦術的な成熟を我慢できるかも課題になる。最も我慢している余裕は優勝するにはあってはないかもしれないが。
いずれにしてもこのクラブで長く過ごしてきた監督のもとで優勝できればこれ以上ない。監督としての集大成を見せてほしい。
photograph by
Mitchie（みっちー）🚹🌸
@kazmich1967
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