【ルーカスってどんな選手？】2024セレッソ大阪新外国籍選手紹介

2024年1月12日 12:38

基礎情報

1994/04/24生まれ(現在29歳)
右利き
ポジション:右WB,左WB

右は柔のルーカス、左は剛のカピシャーバ。J屈指の両ウィングになりそうです。

やはり目立つのはドリブルのスタッツ。
セレッソでは右WGで起用されそうなので、WBとして出した成績を無理やりWGと比較しているので若干有利不利はあると思いますが、それでもこの数字は立派。

セレサポ的に最もインパクトに残りそうなのはドリブル成功数。カピシャーバを上回るリーグ2位の2.73を記録。Jリーグの屈指のドリブラーであることは間違いありません。(一位はマリノスのエウベルで2.74)

昨季右WGの主力であったクルークスとの比較は以下の通り。

やはり差がついたのはドリブルの部分。強化部、小菊監督としてここを重視したかったのだなとはっきりわかる補強となる。
(クルークスにも強力な武器があり、彼にしかできない活躍もあることを書き記しておきたい。)

代わりがあまりいなかったとはいえ、昨季22先発中12試合でフル出場している。5枚交代でWBと体力消費の激しいポジションながら半分以上の試合で90分出ていたことから体力、監督からの信頼も見て取れる。

優秀な数字を残しているが、「札幌だから」「ミシャサッカーだから」という点は留意しなければならない。それくらい特殊なサッカーをしている。
少なくとも守備の意識を叩き込むのは昨季のクルークスと同様結構時間がかかりそう。

見にくいと思うので目立ってる能力値を。

ドリブル,勇敢さ,加速力,俊敏性→14
パス,ファーストタッチ,ロングシュート,オフザボール,スタミナ,スピード→13

目立つのはスピード系統の身体能力のよさとフライパスとスキルの豊富さ。

・これぞブラジリアン！テクニシャン！ドリブラー！って感じの選手。

・派手なテクニックはあまり見せないが重心移動だけで躱してしまう。

・右だけでなく、左でもプレー可能なのは魅力。カピが右で、ルーカスが左と逆足にすることもできるので状況や相手によって使い分けができると大きい。

・退団が予想されている同ポジションのクルークスより直線的で、よりゴールに矢印が向いている選手。
クロスがゴールではなく、ボックス内に侵入してシュートやらパスによるコンビネーションで崩すということを重視。
(どっちがいいとかそういう話ではなく傾向です。根本的に武器が違う。)

・北海道コンサドーレ札幌での出場試合数は外国籍選手歴代2位(因みに1位はソンユン)

・在籍期間は5年間で外国籍選手歴代最長だった。

・2021年にイエローカードを6枚もらっており、何事？！という感じがしたが、近年は改善傾向。去年は3枚。ミシャサッカーのマンツーマンではある程度は仕方なかったのだろう。

・ここまでキャリアでつけてきた背番号は
7,19,23,25,27,77。
あまり拘りはないけど出来れば7が付く背番号がいいよ〜って感じでしょうか。

・ルーカスが来日してからの5年間、メインで右サイドにてコンビを組んだ進藤・田中とはまたセレッソでタッグを組むことになる。

・結婚して5年目の奥さんがおり、12月にご出産。札幌時代は一緒に住んでいた。

・その奥さんはTwitterをされていらっしゃる。
サポーターの方が呟いていることをしょっちゅういいねしたりリポストしてたりするとか。
セレッソのSNS大臣は渡邉りょうとCarolさんの二大巨頭になるのだろうか。

私たちの優先事項は常にコンサドーレにとどまることでしたが、残念ながら物事は望む通りにいかないこともあります.
— Carol 🦋 (@carolinemtns) January 5, 2024

・札幌で好きな場所は「もいわ山のロープウェイ」。恐らく大阪で住むところの近くにもロープウェイがあるでしょうから楽しんで欲しいですね。

・札幌サポーターの方曰く、性格はブラジル人らしい陽気な感じではなく、真面目な感じだそう。プロフェッショナルでストイックらしいので、クラブのカラーにも合いそう。

，(外国人みんなそうだが)多少日本語が喋れる。
「ﾁｬﾝﾄﾐ-ﾃﾖｰ」

・北海道コンサドーレ札幌時代、当時チームメイトで同サイドでコンビを組んでいた進藤が代表に選ばれた感想を聞かれた際は「正直サプライズだった」「頑張って結果として選ばれた」「続けて代表の中心選手に」と真面目なコメント。
(アンロペは「代表で一番ブサイクだって聞いたよ！」って言ってました)

↑普通に外国籍選手たちと進藤のコントが面白いので是非。

・代理人(事務所)は「BRAZIL SOCCER SPORTS MANAGEMENT LTDA.」というところ。名前の通りクライアントはブラジル人のみ。
日本に移籍してきた選手も多く、今冬長崎を満了になった「カイオ・セザール」、柏の「ドウグラス」、元川崎の「ハイネル」「エドゥアルド・ネット」など。

・移籍の噂になっているVitor Buenoが現在所属しているアトレチコパラナエンセに在籍していたことがある。(なお、在籍期間は被っていない)

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