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5分で読める、リックソフト株式会社を深読み【2019/1マザーズ上場】

※上場企業の決算を読もうプロジェクトについて※

9/6から1ヶ月間、上記のプロジェクトをFBグループで行うことにしました。ルールは以下になります。入りたい方がいれば、TwitterでDMかFBで申請をお願い致します。

プロジェクトのルールについて

目的:上場企業の決算資料を自分で読む癖をつける
期間:とりあえず9月の間毎日

①毎朝、テーマとなる決算資料をグループに貼ります
②各々読んでみてポイントとなりそうな所や気になった所を呟いてください。
※必ず一日一つはチャットで呟きましょう。内容は、数字の話でもビジネスモデルの話でもいいので、決算に対する呟きを自分なりにしましょう。
※2日間連続で何も呟かない場合やROM専の場合は、今回意図にそぐわないのでグループ退会してもらいます。
③皆さんの呟きは後で私がNote?などにまとめて読みやすく出来ればと思います。

※誹謗中傷も禁止で、カジュアルに議論しましょう。初心者の方も多いと思いますが、自分の意見をアウトプットする癖作りのために。よろしくお願いします

今日のテーマ

本日のテーマ、リックソフト

成長可能性に関する資料

https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/bkigsf/

目論見書


https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/connect/ipo/201901212101.pdf

深読みコメントまとめ

※参加者が後で読みやすいようにまとめています。学習の為の意見の提示・議論が目的となり、特定の人物や企業様を誹謗中傷する意図ではございませんが、もし、何か問題あればご連絡頂ければ直ちに対応いたします。宜しくお願い致します。

前期は連結売上17.2億 経常利益1.29億。
PERが30倍ついたとすると、時価総額は38.7億円くらいになるんですかね。(これは質問ですが、PERについて最近はどのくらいを目安と考えるのが妥当なのでしょう。)
HS株式会社が45.93%持っていて社長の大貫さんが17.46%持っているのですが、HS株式会社は特別利害関係者上位10名のようなので、実質63%は社長が持っているようなものっぽく見えます。多分ですけど、HSは社長の資産管理会社ですよね・・・。
https://s.kabutan.jp/news/n201903050675/
ちょっと気になるのはなんで6ヶ月前にNVCCの比率が下がったか、ですね。上場間も無くのタイミングで株式比率が変わるのは別の株主が入ったからかなあ、と思ったのですが、なんでだろう・・・
売上の伸びが非常にすごいですが、15期で一回萎んでるのはなぜでしょう…。
もう少し調べてみたいです。
販売管理費内訳をみると、広告宣伝費は大体3000万円弱なんですね!
売上の伸びに対して人件費は増えていってると思いますが、広告宣伝費がそんなに伸びてないので、販売管理費比率が下がってるのかと思いました。
B/Sを見るとおそらく受注が膨らむほど前受金が増加していくと思うので、キャッシュフローとしては計算しやすく、成長が続いているかどうかもここを見るのが一番手っ取り早いのかなと思いました。
有報P7を見るとプラチナのハードルは決して低くないので、プラチナを維持していくための人の確保していく上で、会社側も今後の課題点として上げている一本足からの脱却へ踏み込むタイミングはかなり大事そうですね。
今は大企業が導入中心とのことでしたが、インフォマートのように、外注(インフォマートで言うと仕入)側が中小企業であっても部分部分で巻き込んでいければ結構協力な地盤が出来上がるのかなと思います。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4429/yuho_pdf/S100FVCU/00.pdf
1枚目のページで、12期~13期の下がりが気になり、よく見ると1ヶ月しかたっていない。
これ何でだと思ったときに、二枚目の黄色の部分、Atlassian(ナスダック上場会社)などのパートナー会社との契約の重要性が書いてある。
3枚目みると、売り上げの88%がメインのライセンス&SIサービスである。(14億くらいがこのメイン事業の売上。)
4枚目の沿革を見比べてみても、Atlassianなどのパートナー契約がコアになる企業に見える。

皆さんの投稿でとても勉強になります。
有報にもAtlassianへの依存から中長期的には、AlfrescoやTableau等のツール提供比率を高めていくとありますが、パートナー契約をコアに、販売・アドオン開発をしている会社さんなんですね。2018年10月に海外におけるアドオンの売上が急増してるのが気になりました。
13年立って69名しかいないのはびっくりです。
どういう会社形態になっているのかが気になります。会社の沿革資料がみたいです
招待ありがとうございます!(文章の途中で送信してしまいました。)
決算資料を読むということをあまりしたことがないので、この機会に一生懸命勉強していきたいです!
よろしくお願いいたします。
こういうのは初めてなので、すごくアホっぽい質問になるのですが、「業績推移」の2017.2期と2018.2期の売上高にはすごく差があり、2018.2期から2019.2期の売上高にはそれほど差が見られないのはどういう理由が考えられるのでしょうか。
どなたかご教示いただけますと幸いです。

3Qと書いてあるので、9ヶ月分のみの集計なのだと思います。12ヶ月と9ヶ月の結果を比べているのでむしろ伸びていますね。
2017.2は変則8ヶ月、2018.2は通期、2019.2は上場時点の公表なので、3Qまでの実績だからですー。
2019.2も通期になると伸びていますよ^^

すいません遅れました。決算資料読み込むのは初めてなので定性的な意見としては本業のライセンス事業は順調だけど2、3年後にクラウドは伸び悩みそうな印象です。
理由としては2点。1)リスク回避な大企業への導入実績というリックソフトの強みを生かせるライセンス事業とは対照的にクラウドのターゲットとなる中小やスタートアップなどの企業への訴求が弱いから。
2) 運用保守で高い利益率を出せるオンプレに比べてクラウドはパフォーマンスが悪いから。自社プロダクトならまだしも販売パートナーだとクラウドにしてもリックソフトが出せる付加価値も低いから。
だからこそクラウドとのシナジーを考えて投資事業として自社プロダクトの開発に力を入れてるんじゃないかと推察しました。
もし自分が経営者だとしたら戦略として扱うライセンスの種類を増やす方向に舵を切ると思います。
リックソフト今日初めて知ったので初見の意見はこんな感じでした。
平均年齢が高めなのかなと思ったのですが、割とふつうなのでしょうか?!

2005年創業で事業もネットぽさ少ないので、スタートアップ的な会社ではない分若すぎではないかなという印象ですね。
社長も4.50代で、役員も安定してるようです。
社長のFB
https://www.facebook.com/ohnuki

まさにこの動画の7:20〜くらいで話してるんですが、今後は世界規模で扱うライセンス増やしていくみたいです!
業種が違うので比較をするなと言われてしまいそうですが、ライセンスを広げていくという選択をした意味において同社はちょっと特殊なのかなと感じています。
チームスピリットやマネーフォワードがガンガン次のプロジェクトに開発資金を向けて手を出していく中で、小売で言うメガフランチャイジーみたいな形を一つ嗜好していくのは面白いなと感じるとともに、ある意味業種の変遷の普遍的な一過程なのかな、とも思いました。
遅くなりました🙇
普段こういうのを見慣れていないので、100ページ以上ある資料のどこを見ていいのか勘どころがそもそもよく分からず。。
皆さまのコメントから勉強させていただいております!
ありがとうございます。
私もとりあえず売上の伸び率がすごいというのと、
瞬発力のある仕入販売に、利益率の高い自社開発のアドオンソフトを組み合わせるビジネスモデルは良さそうだな〜という感想です(小学生みたいな感想ですみません🤣
取扱いライセンスを増やすと、販管費は増えるけど他社依存ゆえのリスクは減るんだろうな〜
目論見書は慣れないと分かりづらいんです…
とりあえず、財務諸表意識して、そこから気になった部分を数字で整理して広げていくと書いてない数値が見えてきますよ。
※今回は連結財務諸表だったので分かりづらいかもです
C向けサービスしか知らず、B向けの事業を全く詳しくないのですが、コホートがえげつないですね…
大企業向け、Atlassian自体が素晴らしい、などはあると思いますがチャーンレートはSaasとして見た場合でもかなり低く抑えられているのではないかな〜とコホートを見た限りでは思いました(0.5%~1.0%とかが理想でしたっけ)
事業を見るとライセンスの仕入原価が売上対比で60%とかなり高いので、自社のクラウドとアドオンを上手く売れるとおいしそうだなと思いました…そりゃそうって感じですいません...
ただアドオンとか特にAtlassianとカニバりすぎると怒られそうなので塩梅難しそうですね

お世話になります。非常に面白い資料ですね。
Alassianさんを旗頭を営業をかけて、顧客名簿を作る。
同サービスの賞味期限が切れる前に、自前のサービスを作りつつ(多分今の現状では日本人のローカライズ大好きに乗じてうまくローカライズされているのかなと)、次の柱を探して、シリコンバレーなどにも根を張ってみたりしているのかなと思いました。
ストックオプションは、税理士さんが沢山持っているのは信託型ストックオプションなんですかね。
見当違いだったらすみません。
私もみなさまのご意見同様に売上高の推移がすごいなと思いました💡ただ3拠点あり事業が伸びている割に100名未満の規模の会社というところが気になりました。人事的な観点でのコメントで恐縮なのですが、toB向けの優秀な営業マンの採用&定着がさらに事業を伸ばしていく要となっていくようなビジネスだと感じました。数字からは見えづらいところで、採用に課題があるのかどうか気になるところです。こういった資料を読むこむ機会があまりないので少しづつ慣れてもっと深いコメント残せるようにがんばります(^◇^;)
クラウドサービス提供の目的としてストック収益のためだけではなく、技術者の対応可能な案件数を増やすことにも繋がるからとのこと、知らなかったので勉強になりました!(目論見書27Pより)


※随時更新します!

いつもありがとうございます。少しでも皆様の為になることを願っております