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1歳半の日常も快適にした「ケアの日用品」

連載を更新したのでご紹介。1本目は、nenlin代表の簾藤麻木さんにインタビューした『ものづくりに「ケアの視点」を加えて、快適で選択肢の多い社会へ』。

幼少期から祖母の介護が身近にある環境で育った、1級建築士事務所nenlin代表の簾藤麻木氏。介護が必要になったときに日用品の選択肢が狭まることに課題を感じてきた簾藤氏が運営するのが、ケアが必要な人の使いやすさと美しさを兼ね備える「ケアの日用品」を扱う「ケアのデザインストアねんりん(以下、ねんりん)」だ。ケアの視点が加わったものづくりが増えることで、健常時と変わらず本人がライフスタイルを選んで作れる社会を目指して活動している。

ものづくりに「ケアの視点」を加えて、快適で選択肢の多い社会へ

自分がどんな状況になっても素敵なものに囲まれた暮らしがしたい、と思ったときに、アクセスするといいものが見つかるセレクトショップ。その選定過程が丁寧で、安心して手元におけます。今ラインナップされているのは、握力が低下したり、片手しか使えなくなってきたときにも使いやすい食器や、レストランでそのまま使用しても違和感の少ないお食事エプロンや車椅子など。同じようなコンセプト、見た目でも、実際の使い心地が違う…というプロダクトは意外とあるそう。気軽に手に取って見られる大量生産品ではないものだからこそ、信頼できるセレクトショップはありがたい存在だと思いました。

私も、縁に返しが付いている磁器のカレー皿(てまる)と、くぼみがあって握り混みやすい拭き漆の汁椀(てまる)を1歳半の娘用に購入しました。汁椀はまだだけど、カレー皿の方はとても使いやすくて、毎日のように使っています。重みがあって、娘がスプーンですくおうとしたときに器がずれないし、返しがついているのでうまく料理がスプーンに乗るのです。一度、食器を洗うのが間に合わなかったときに普通のボウルで食事を出したら、うまくすくえなかったからか、怒っていました。見た目も素敵だし、親の気持ちもいいです(笑)

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