ドイツワインの無限ループ🌙 ~おいしい4000円ワイン、2本立て~
こんにちわ(^○^) 3000円台のワインをこよなく愛する、3000円ワインの民ますたやです♪
本日は、番外編!
3000円ワインの民が紹介する、ちょっと贅沢な4000円ワイン@ドイツでございます👏ぱちぱちぱち~!
三連休なので、2本いっきに行っちゃいますよ!
さて、今回のワインをいただいて来たのは、ドイツワインの肩身が広いお店で有名な、銀座ワイナックスさんです🍷
試飲の概念が崩れがちなこちらのお店。銀座の地下でめくるめく時間をすごすことができるのですが、基本的には「高級ドイツワイン」を扱っていらっしゃるお店。
そうです、わたしめのような3000円ぽっきりしか出せないアルパカなぞ、アウトオブ眼中もいいところ。
本来はわたしのような民が足を踏み入れてはならぬ神(石油王)の領域、ATMに行って出直して来いと、門前払いされてもおかしくないのです。
しかし、銀座ワイナックスさん、さすがプロフェッショナル of プロフェッショナル。このような3000円を握りしめたアルパカにもお優しい。
お店のなかでは最安ランクであろう3000円台のワインを、そっとご紹介くださったのでしたそれください(2秒)。
なお、「3000円ワイン」は税込み3000円台のワインということで、細かいですが今回はぎりぎり4000円台、番外編でのご紹介です!
トライザー ピノ・ブラン/クワリテーツヴァイン トロッケン [¥4180]
<ワインdata>
国:ドイツ(ナーエ) 種類:白ワイン 品種:ピノ・ブラン ヴィンテージ:2018 生産者:Dr.Crusius(Dr.クルジウス) インポーター:銀座ワイナックス
<バランス>
酸味★★★☆☆ 糖度:★★☆☆☆ 香り:★★★★☆
はい好き~~~~~!!!!
おいしくて思わず大声出しちゃうくらいでした🥰ハッピー!
外観は透明にちかいレモンイエローですが、そんな淡そうな見た目に反してフローラルな香り。グレープフルーツや青りんご、ほんのかすかにぺトロール香のようなまったりオイリーな香りもたちのぼります。
舌のうえで感じるのは、ぎゅっとした果実感。そこに、食事に合わせやすい塩味を感じます。あとに伸びるのは、レモンクリームのような厚みのある酸味。あ~~、美味しい。
このワインをいただいて、それまでなんとなくだった好みがひとつはっきりわかりました。
わたしこの、「ちょっとアロマがあって、酸はやや強くて、途中口内で塩味やミネラル感を感じる、ドライな造りのすっきり白ワイン」、めっちゃ好きです。これがわたしの好みです。(知らんがな)
いやあでも、そうだよね、前にエノテカさんでも『あなたはソーヴィニヨンブランが好きですよ』って教えてもらったもんね。
わかる、あたしソーヴィニヨンブラン好きだもんな~、そしてこの「ちょいアロマティック酸ややつよ塩味系すっきり白ワイン」って、ソーヴィニヨンブランに居がちだもんな~。
ということで、こちらはピノ・ブラン(独名はヴァイスブルグンダーですっょぃ)ですが、わたしの好みど真ん中の、たいへんに美味しいワインだったのでした。
惜しむらくは現在売り切れ中というところ。しかも普段はレストランに卸すことが多いとのお話もうかがいました。
でもドイツワイン、なんかこれに似た感じのワイン多そう、っていうかそもそもドイツワインがわたしの好みなのでは?
ヴュルツブルガー・ショイレーベ [¥4180]
<ワインdata>
国:ドイツ(フランケン) 種類:白ワイン 品種:ショイレーベ ヴィンテージ:2020 生産者:Bürgerspital(ビュルガーシュピタル) インポーター:銀座ワイナックス
<バランス>
酸味★★☆☆☆ 糖度:★★★★☆ 香り:★★★★☆
まずボトルが萌えですよね。
こちら、ドイツのフランケン地方で伝統的にもちいられてきた、「ボックスボイテル」と呼ばれる形です。
棚に仕切りがあるタイプのワインショップだと、縦に入れられてエチケットが見えないパターンのボトルです。
以前、別のお店でこのボックスボイテル型ワインの郵送をお願いしたところ、「段ボール、2区画使うんですよね…」とおっしゃられました。でしょうね。
ちなみにこの「ボックスボイテル」という名前、由来はいくつかあるようですが、ソムリエ教本(2021)によると「ヤギの睾丸」が語源という説が有力だということ。
・・・・・・・
こちらのワイン、品種は「ショイレーベ」となっております。あまり聞きなれない品種ですが、ドイツでは栽培第10位ということで、うーん、確かにマイナー品種といってよいかもしれません。
ちなみに、「ショイ」さんが交配したので、「ショイレーベ」だそうです。え、いいな、そういうのやりたい。星に名前をつけるとか、化石に自分の名前がつくとか、そういうやつですよね。ぶどう品種でもいけるのか…!
「ますノワール」・・・・なんか気の抜ける発音だな(やめとけ)
さらに印象的なのが、エチケットに書かれた「シーボルト」という日本語です。
こちらはワイナックスさん特注仕様とのことですが、日本が大好きな植物学者「シーボルト」がヨーロッパに紫陽花を広めたことをイメージされたエチケットのよう。
ドイツワインらしからぬめずらしい日本語に、ついつい手が伸びてしまいます。
さて、肝心のお味です。
こちらもややアロマティック系、レモン系の爽やかな芳香と、白桃や青りんごのフルーティさがまざったまろやかなみずみずしさを感じます。フローラル&フルーティ。さてはこれは、おいしいワインの予感…!
等級はカビネットということで、「あまいドイツワインのランクのなかでは、一番あまくない」等級。なので、「(ドイツのことだし)どうせちょっと甘いんだろうな」と想像しながら飲んでみます。(※褒めてます)
さてくちに含んでみると、この、あ~~~ッあま♡、確かにちょっとあまい感じです、さすがカビネット(残糖14.9)。でもちょうどこの、あ~~いいな♡この、ちょうど食事と、あ~~おいしい♡
・・・もういいや、おいしいから!🥰
このくらいの甘みだと、食事にもちょうど合わせやすくて嬉しいです。すっごい甘い!というよりは、「ほんのり甘やかで爽やか!」という感じ。
なによりわたし、甘やかワイン、好きですし!
ますたやは、おいしいワインが全部好きです!!!(結論)
あー、おいしかった。
せっかく連休なので今回は気合を入れて、前日から漬け込んでおいた塩豚で、シュークルートを作ってみました♪
ほんのり甘いワインと塩っぽいシュークルートの、無限ループが癖になります!
シュークルートのレシピはこちらの志麻さん本から^^
▶ shokoさんのnoteレシピも参考にさせていただきました!
ドイツ発祥のミルキーなカンボゾーラチーズを合わせたら… もう、最高♡
「うまい」の無限ループにはまってしまった、楽しくおいしい夜になったのでした🌙
それでは、ここまでお読みいただいてありがとうございました!また次の #ワ活 か、 #3000円ワイン でお会いしましょう♪3000円ワインの民、ますたやでした^//^
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■ ますたやとは:
関東在住の30代、3000円ワインの民(たみ)。ワインは週に約5本(休肝日2日)。夫婦で1本を分けあって飲みます。3000円ワイン以外のワインについては、Vinicaにて夫が更新中。2021年、夫婦でJ.S.A.認定ワインエキスパート取得。夫はワイン検定講師もつとめています。これからもおいしいワイン、いっぱい飲むぞ~!
twitter:@3000wine_tami
Instagram:@3000wine_no_tami
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ワイン好きなゆるへたアルパカが、ゆる~くしゃべってます。日常的なゆるーいワイン会話にどうぞ。
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