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シュークルートと白ワイン

今年の冬は特に寒いですね~。寒い日には、あったかい煮込み料理が食べたくなります。
特に、カスレや前に書いたチキンの赤ワイン煮(コック・オ・ヴァン)など、フランスの煮込み料理はワインに合います♪
そんなとき、キッチンで賞味期限をむかえる「ザワークラウト」を発見。
これは「アレ」を作るしかないでしょう!

シュークルートに挑戦!

ザワークラウトと言えばアルザスの煮込み料理「シュークルート」です。
シチリアのkaorinaさん達と海外のお料理についてやり取りをされているケイチェルおじさまが、以前、シュークルートについて書かれていたので、こちらのレシピを見て作ってみました。

まず、「塩豚を忘れるな」ということで、前日にとんかつ用の豚肉2枚に塩を大さじ2.5~3くらいすりこんでおきました。

翌日、豚肉を水に入れて2~3時間塩抜きするとのことでしたが、他のレシピなどをみると「塩抜き10分」と書いてあるのもあり、「塩が抜けすぎたり、旨味が逃げたりしないかな?」と不安に。
塩加減を見るには、豚肉を少し削いでフライパンで焼いて食べてみて、塩辛かったらもっと塩抜きすればいいという情報を見つけました。

水に入れて10分経って、肉の端っこを少し削いで焼いてみると、結構しょっぱい!
そこで、あと30分塩抜きしても、まだしょっぱい!
結局、トータル2時間塩抜きして、ちょうどいい塩梅になりました。

塩抜きできた豚肉を水と酒(=料理用の白ワインがなかったので料理酒)で煮て、アルコールが飛んだところで、ザワークラウト(↓ドイツ製400g、開封後)を投入。

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さらに、ニンジンとじゃが芋、ローリエと黒コショウの粒が切れていたのでレッドペッパーを12粒くらい入れて、合計40分くらい煮込みました。(ここまで作って寝かせる。)

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食べる直前に焼きソーセージも入れて温めて、ブロッコリーを添えて完成!めっちゃ美味し~い!!!
塩、レッドペッパー、ローリエしか入れず、ブイヨンとか入れてないのに、ザワークラウトと塩豚の旨味&塩味で、しっかり味がついていました。

さて、シュークルートにはアルザスワインが合います。
ですが、今回はあえてイタリアワインを合わせてみました。

フェッロチント コッツォ・デル・ペッレグリーノ 2019
(Ferrocinto Cozzo del Pellegrino)

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イタリアのブーツのつま先にあたるカラブリア州の白ワインです。小麦のような色で、蜜や香ばしい香りがして、辛口で酸味はおだやか、ボディはしっかりめです。品種は「グレコ」で、グレコ=ギリシャを意味します。
肉料理に負けない、コクのある白ワインが、想像以上にシュークルートに良く合いました♪♪

シュークルートの美味しいお店:アルザス料理店「ジョンティ(浅草橋)」

昨年、アルザス料理のお店「ジョンティ」でシュークルートをいただいてきました。こちらのお店はアルザスワインが豊富で、お料理はもちろん、デザートも美味しいです。

本格的なシュークルート(写真撮り忘れた~)に合わせたのは、アルザスのリースリングでした。こちらは王道のペアリングでしたよ~♪

レブマン リースリング キュヴェ・プレステージ 2017
(Rebmann Riesling Cuvée Prestige)

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またしても、感染拡大してしまい、海外に行きにくいなか、こういう海外の風を感じられるお店は貴重ですね。
テイクアウトもされているようなので、お近くの方は是非どうぞ!

今回もお読みいただきありがとうございました!

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