2023年3月│3000円ワインまとめ
ささやかな報告ですが、2023年3月から東京台東区にあります「葡蔵人～Book Road～」さんにてアルバイトをはじめました。
▶新人アルバイト🔰マイコとしてnoteも書くので、フォローしてね！
しばらくは本職の臨床心理士業務との掛け持ちですが、さっそくワインを造ったり、ブドウを植えたり、ワインを売ったりと、これまでの人生で味わったことのない刺激的で楽しい日々をすごしています。
・・・そうなんですよ、楽しいんですよ、これが。仕事なのに。
今はまだ借りてきた猫状態でワイナリーのなかをうろうろしてるだけですが（迷惑）、わたし、もしかして生まれてはじめて、仕事が純粋に「楽しい」かもしれない…
で、びっくりしたんですが、ワインも、ブドウも、機械も、みんなみーんな、想像の５倍は重いのね（笑）
ただいま、ありとあらゆる筋肉を育ててます。ワイン屋って、こんな筋肉使うんだ…毎日が新しい発見です。
というわけで、見るもの聞くものすべてが新鮮な日々。まずは筋肉補強、がんばります！
半年後にムキムキマッチョになるますたやのことも、どうぞよろしくお願いします♡ワイナリーにも遊びに来てねー！
そんな感じで生活リズムがガラリと変わりまして、ただいま「3000円ワインの民」活動と自分の生活スタイルの調整期間となっております。
特に、５月に発行予定のアンソロジー本、これから編集作業にガッツリ突入するので、さすがにもろもろの更新はおさえ気味になりそう。（…たぶん）
とはいえ3000円ワインへの愛は変わりませんし、なんなら放っておいても3000円ワインは飲んでるので（そういう体質）、今後は「Instagram」へのアップと、月１でのnoteまとめ、という形にしてみました。
ますたやのInstagram、よかったらフォローしてください🌱
今、たぶん100本前後くらい「 #3000円ワイン 」の記事があると思うですが、これが500本、1000本と続いていくと、さもそんな世界があるかのように見えてくるじゃないですか。（虚像）
こつこつ続けていきますよ。世界に広がれ、3000円ワインの輪！
というわけで、さっそく2023年3月のまとめに行ってみましょう！
サルヴァトーレ・モレッティエーリ グレコ・ディ・トゥーフォ［￥3300］
「近所のワイン屋」で買った、「高くないワイン」最後の１本。
最初の香りは綺麗な酸と塩味が主体。初めはどちらかというと「綺麗さ」のほうが目立ちます。でも、あきらかに「厚み」を感じます。時間をかけて飲んで行くと、後半から出てくるじゃないですか、ふっくらレモンみたいな果実味が…！
後半は「こりゃ主役級だな👑」と言える、上質なワインに仕上がっておりました。これあれですよ、王族の3番手にいた秀才王子が時を待ち最後に国を統べるみたいな、エモエモ展開ですよ、わたしの嗜癖的にね。
シャンパーニュ・ポール・マルタン・ブラン・ド・ノワール・ブリュット ［￥3493→セールで￥2445］
Amazonセールで購入したこちら。
まず感じるのが「酸化熟成の香り」でした。シェリーの香りってわかりますか？あれをほんのり柔らかくしたようなというか、上質な紹興酒をマイルドにしたような香りというか、ちょっと甘っぽい焦げた綿あめのような香り。
ボトル差はあるかもしれませんが「ちょい熟シャンパーニュっぽい」の雰囲気に、ガッツポーズ！
というわけで、平日にシャンパーニュを飲むという貴族の遊びをしたいみなさん（わたし）。Amazon限定ブランド「ポール・マルタン」、オススメofオススメです。
ジー・バイ・ユリグサ ルージュ 2021［￥3000］
シャトー・ジンコの百合草さんから直接お買い上げしたワイン。
力強さと繊細さのバランスというか、エレガントでありながらもある程度の熟成にも耐えうる要素の力強さといいますか。そういう、きりっとした骨格が、そこはかとなく「左岸ぽい」。タンニンもけっこうガシッとしてて、美しい女性の持つ男らしさ、みたいな、そんな頼もしさを感じました。
そして、後半はこのフルー感のうえに、パ、パ、パ、と、花が咲いていきました。白い花、黄色い花、そして最後に、可憐なすみれの花。まるで花束をいただいたような――そうか、今日は「卒業」だからかも。
BookRoad 甲州スパークリング［¥3190］
葡蔵人（ブックロード）さんの、甲州スパークリングを飲みました🥂
すっきりとした飲み口ながら角の丸い甘やかさ。しゅわっと弾ける泡。
柑橘系のフルーツ感がチャーミングで、これは…推せます。イイ。
エチケットにもなっている、Cava？缶とともにいただきました🐟
このサヴァ缶、初めていただいたのですが、洋風サバ缶って感じで美味いですね…！
Tarot Rosso 2019（タロット・ロッソ）［￥3800］
こちらはウィルトスさんでおこなわれた、コロニアルトレードさんの試飲会にてひとめ惚れしてお持ち帰りしたワイン🍷
オーストラリアの、南仏系ブレンド。甘酸っぱジューシーな美味しいフルーツジュースみたいな口当たりで、難しいこと考えず飲んで１秒で「美味ァ〜〜♡」ってなります。
こういう、シンプルに美味い！みたいなワインが好きだって自覚するたび、ヤダわたしってばホントこども舌…と思うんですが、好きなもんは好きなんだから、どうしようもないですね。わたしたぶん、こういうワインが、一生好きだと思います…🥺永遠のこども…👶
シャンパーニュ・ポール・マルタン・グラン・クリュ・ブリュット［元値¥3873→¥2711］
夫の会社でなんか（なんか）イイコトがあったらしく、「今夜は泡だーーー！」などと言いながら意気揚々と出してきたのが、こちらのAmazonセールシャンパーニュ😂いやまあ、いいけども…！
最初は柑橘系の香りがメインで、スキッとした酸味。あれ、ブラン・ド・ブラン？という雰囲気だけど、どことなく金柑のはちみつ漬けみたいな感じも。奥の方になんとなく蜜感を感じるな…と思ってたら、温度の上昇とともにハチミツのテイストが…！🍯
終わり頃には完全に「はっは〜ん、あなた、ブラン・ド・ノワールね？」感満載のふくよかな果実味たっぷりシャンパーニュとなってました🥂このグラン・クリュといい、こないだのブラン・ド・ノワールといい、謎の破格だと思います、Amazonポール・マルタン👑
というわけで、3月は6本の3000円ワインを飲みました。そのうち２本がAmazonセールという庶民の貴族遊び月間👑
これまでにないくらい、出会いと別れも多かった今年の3月。そんな大事な時間を彩ってくれたのもまた、ワインたちだったのでした。
4月も楽しい3000円ワインとの出会いがありますように。あと、筋肉がもりもり育ちますように！
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■ ますたやとは：
関東在住の30代、3000円ワインの民（たみ）。ワイン好きが高じて、2023年3月から都内のワイナリーでアルバイトをはじめました。
2021年J.S.A.認定ワインエキスパート取得／2022年コムラードオブチーズ認定。夫もワインエキスパートを取得し、現在はWSETLevel3を英語で挑戦中。
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