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〜コロナ世代•社会人1年目の4月の振り返り〜


「お前はどうしたいの?」


この言葉をよく耳にする、会社での新卒一年目生活は、高層ビルへの出社ではなく在宅でのPC設定から始まった。

正直、社会人になった自覚など1ミリも湧かないまま、毎日の研修に取り組んでいくわけだが、これがまぁ~面白くない(笑)

忙殺されるような、莫大な量の情報を一気に開示され、限られた時間の中で頭の中に詰め込んでいくそれはまるで、受験勉強をさせられている感じによく似ている。

ただ、自分の配属された先輩、同期は優しさと向上心にあふれ出た人ばかりで、オンライン上でしか面識をしたことはないが、日々、居心地の良さを感じている。

「新しい価値の創造、社会への貢献、個の尊重」

この価値観に惹かれ、記念受験の気分で出したESの審査が通り気づくと内定まで辿り着いた、就活時代がすごく愛おしく感じつつ、1年目をこの会社で学べることにすごく感謝している。

新卒1年目の最初の1カ月は一瞬で終わり、GWに突入したので、自分への備忘録も兼ねて、1カ月間の学びを3つにまとめてみた。

(本当は3つじゃ収まりきらないぐらいの、学びがあったのですが)

①努力の仕方には、普遍的な型が存在する。

大袈裟な、伝え方をしてしまってはいるが、僕はこの1カ月でこれは普遍的な努力の仕方ではないかというのが3つあると思った。

1.1マネして、とりあえずやってみる。

昔から言われている事で、一流の人を真似しろであったり、守破離が大切だよっていう話しは、よく耳にする話ではありますが、実体験としても、本当にそうだなって思いました。何もわからない、何も知らない、けど上手になりたい、もっと成長したいと思う人が自分のオリジナルで駆け上がっていくんだ、なんてすごくおこがましいというか、一部の天才へのあこがれが強いのか、かなりハードルが高くなる。あ、前提として、オリジナルでやることが自分の美学であり、そこを突き詰めることに対して、楽しさ、幸福を感じるという目的があるのであればそのオリジナルもいいと思う。ただ、努力と言う概念的な言葉が出てく時にある目的とは、大半が何か達成したいことであったり、一日でも早く成長したいということが多い。それならば型を学び、とりあえずやってみることのほうが効率がいい。オリジナルの型なんてその先に作っていけるから。

1.2インプット・スループット・アウトプットの比率の意識。

人の真似をする事は大切だと伝えたが、それは悪まで導入での定説を学ぶという文脈で一番効率のいい手段である。それだけをやり続けても次へのステップへは進めない。真似ばかりし続けていると生まれるのが、思考停止。言われたこと、聞いたことの範囲でしか応用できなかったりする。これでは、次へのステップへは進めない。ここで大切なのが、インプット・スループット・アウトプットである。よく言われるのがインプットとアウトプットであるが、一番大切なのはスループットである。つまり、自分の頭の中で一度、精査する活動を行うということである。インプットでは
一流の型を完コピし、とりあえずアウトプットしてみる。そこで生まれたフィードバックや自らの気づきを混ぜながら。頭の中でスループットすることが、非常に大切である。言われたこと、聞いたことだけをアウトプットし続けるのではなく、自らの頭でより良い施策を考え続ける作業が、真似の次のステップとして大切である。また、このインプット、スループット、アウトプットのバランスは人それぞれ、どれぐらい比重を置くと自分に合ってるのかが違ってくる。だからこそ、自分に合った比率を見つけれると学びがより入ってきやすい。

1.3量質理論

量は質に勝る、量があってこその質。この言葉もよく耳にするが、もう少し細分化して考えることができるのではないかと思う。量と言われると、漠然として○○時間やる、○○回数やるといった、数字的な量の増加を僕はイメージする。これはコミット数の増加という観点で大切だと思うが、その前に考えるべきなのが、なんの目的のために、何に、どれだけ、の労力をどれぐらいの時間を割くのか。この、細分化のステップも同じくして大切であること。努力の量だけでなく、努力の仕方にもこだわる必要がある。圧倒的量を投下していくことは大前提大切な事ではあるが、そこの分配比率もかなり大切なことである。時間は有限であるからこそ、優先順位をつけて、量を投下していかないといけない。

②再現性と仕組み化。

この二つを頭によぎらせるのは、会社文化の「ナレッジシェア」というものがあるからである。新規性のある取り組み、圧倒的成果がでた取り組みは他のみんなにもシェアしていこうという文化が存在する。だからこそ、他の人でも再現できるような形で仕組みを作り、汎用性があるものか、常に考え続けることを推奨している。この考え方は、日常でも同じことが言える。多くの人はできなかった理由は振り返ることは多い。改善思考、○○ができなかった、それはなぜ、○○だからかもしれない、いくつかの仮説が生まれ、そのなかの良質な課題に対しての解決案を実行する。これも大切な事ではある。

一方で、できたことを振り返える人って多くない気がする。それがなぜ、うまくいったのか、その理由は○○で、〇〇だったからうまくいったのでは、といったうまくいったことも言語化して、自分の知恵として蓄えておくことが大切なのである。双方を振り返り、自分の中で仕組みを作っておくことで、常に再現性の高い横展開ができる。また、この仕組み化を誰かのためにを、考え続けれると、ちょっと自分の見ている視点もあがっていくのではないかともおもった。

③人は強みで尊敬され、弱みで愛される。

この1カ月間で、僕が一番心に染みた言葉「人は強みで尊敬され、弱みで愛される」。仕事の場面、日常の場面、それぞれ状況に応じて考え方が変わる言葉であるが、本質的に変わらないのは「できる/できない、全てが自分であり、そんな自分を理解して受け入れてあげる」そんなことが大切なのではないかと思う。自己理解をしている人は
多く見てきたが、自己受容している人はさほど多くないと思う。そんな自分も自己受容できているのか、迷いが生じる時もある。ただ、自己受容している人は常に自分と対話を重ねていて、自分の弱いところとも向き合っているからこそ、自己を開示した時に、愛らしさを感じる。この人は、自分の弱いところ、苦手ところも受け止めながら、少しでも良くしようと、努力しているんだなって捉えられる。だからこそ、応援もしたくなるし、支えたくなる。これが、まさに弱みで愛されるということなのではないかと思った。

余白があり、余白を伝えれる
そんな、人はいつだって魅力的なんだと思う。

沢山学んだ1ヶ月を胸に2ヶ月目も奮闘していきます

最後まで読んでくださった皆さまありがとうございました!

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