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直近10年のSNS利用を振り返って思うことと、今後に向けた4つのマイルール

今回の記事では、SNS、メッセンジャーについて書いていきたいと思います。
先日ふと思ったのですが、主流のSNS、メッセンジャーが日本でリリースされておおよそ10年経つんですよね。
私は今30歳で、学生時代から今までの約10年間を、FacebookなどのSNSと時間を共にしてきました。
「SNS、メッセンジャーはこう使おう!」というマイルール的なものはつくらずに、なんとなく使ってきてしまったなと思っていて。
約10年経った今、振り返ってみて「こういう方針で使うと良さそうだな」というものが言語化できてきたので、それも自分用にも書き留めておければなと。

・SNSとほどよい距離感をもって楽しみたい
・SNS、メッセンジャーを仕事で利用することがある(情報収集、ビジネスパートナーとのやりとりなど)
・プライベートな内容は(節度をもちつつも)気兼ねなくSNSに投稿したい
・今後も10〜20年はSNSを利用する可能性がある

という方に読んでいただければ!
SNSのマナーについてや、裏アカウントについては言及する記事ではありません・・・!

内容が煩雑になるのを防ぐため、念頭におくSNS、メッセンジャーはこちらで。
・Facebook
・Facebook Messenger
・Twitter
・Instagram
・LINE
・Linkedin
・名刺管理アプリ(Eight、Wantedly Peopleなど)
最近の10代、20代前半の人たちがどんなSNS、メッセンジャーをメインに使っているかわかっておらず、「私たちが使っているのと違う!」と言われそうだなと思っていて・・・
なので、内容についても私と同じくらいの年齢層の人の方が伝わりがいいかなと・・・
念頭におくSNS、メッセンジャーについて違和感がない方、読み進めていただければ・・・!

SNS、メッセンジャーの概況

こちらについては、ガイアックス社が提供されている
2020年4月更新! 12のソーシャルメディア最新動向データまとめ
こちらの内容をみていただくのが一番いいかなと思います。

こちらの記事で主にふれるのは、ユーザー数は下記の順で多いというところ。
LINE > Twitter > Instagram > Facebook

リリースとしては、Twitter、Facebookが2010年以前、LINE、Instagramが2010年以降という感じ。

SNS、メッセンジャーが提供する機能については、
・友達、連絡先
・フィード、タイムライン
・メッセージ
このあたりをメインにふれていきたいと思っています。

SNS、メッセンジャーの普及における考察

まずは、電話帳アプリとメールアプリを使う頻度が圧倒的に減りましたよね。
「連絡先を管理する」「誰かに連絡をする」という役割が、徐々に電話帳アプリ、メールアプリ以外のものに移っていったなと。

Twitter、Facebookが流行り始めた当初(2010年前後)は、
・マーケティングをメインとしたビジネス利用に関する有識者発信が多かった
・あとは、完全な娯楽としての利用か、個人のブランディングのための活用か、という感じ
だったと記憶しておりまして。
特にFacebookのビジネス利用については、「企業がページを作成したり、コンテンツを発信して、顧客との関係性はFacebookの中に閉じる形で強く育まれていく」というような示唆をされている方もいらっしゃったと思いますが、2020年になった今振り返ると「そこまでの状態には至らなかったかな?」という所感です。
この10年ほどで、Twitter、Facebook以外にも様々なSNS、メッセンジャーがリリースされ、受け入れられる年代、利用シーンは適宜分散されたのかなと。
Twitter、Instagram、LINEは、プライベートでくだけたコミュニケーションが多く、Facebook、Linkedinはオフィシャルで、仕事での関係者ともつながっていることが多い印象。

また、人のつながり方にも変化はあったかなと思っていて。
「本来風化していたはずの人のつながりが、SNSによって事実上風化していても、SNS上でのつながりは存在してしまっている状態」になったなと。
学校を卒業したり、転職したりしたら、それ以前の人間関係における出来事は「風のウワサで伝わる程度のもの」だったのが、フィード、タイムラインでより伝わるようになっていて。
本来なら忘れている人についても、「今日は◯◯さんの誕生日です」と通知されて思い出したり。
2010年以前もそういった状態はあったと思うのですが、匿名性だったり、世代をこえて普及しているわけではなかったり、という感じで、今の状況とは違いがあったと思います。

人と人の親密度はこんな感じで遷移するものだと思っていて、
1. 面識がない
2. 一方的に知る。ファン、フォロワーになる。
3. お互いに面識をもつ(紹介、商談、イベントへの参加など)
4. 接点をもつ機会が増える。歩み寄る。
5. 定期的な接点をもつ(ビジネスパートナー、仲がよく定期的にやりとりする状態)
6. 疎遠になる or 関係性が悪化する
7. 再度接点が増える(状況の変化や新たな機会の発生) or 疎遠になった後、一切接点をもたない
SNS上の友達についても、4のプロセスをきちんと経ないと事実上の友達との乖離が発生していくんだなと。
また、6、7のプロセスについては、昨今のSNSでは設計、表現されていない領域なのではないかな、と思っていたりします。
「長い間、『友達』であることを維持できることがSNSのよさである」という見方もありますし、自分で「友達から削除」することも可能なので、それをSNSに求めるべきか否かというのは別問題かとは思いますが・・・

なので、SNS上の友達が
・面識のない「友達」
・面識をもっただけの「友達」
・仲良くなりたい「友達」
・仲のいい「友達」
・会えば会話する程度の「友達」
・以前接点があった「友達」
・記憶にない「友達」

という感じで混在していて、「友達」という言葉で一括りになってしまっている人もいるのではないかなと思います。
この状態に違和感があって改善したいよ!という方は、引き続き読んでいただけると幸いです。

これまでの私のSNS、メッセンジャーの使い方

新しいSNS、メッセンジャーがリリースされるたびに、「とりあえず使ってみる」ということを繰り返してきました。
なので、誰と、どういった形でつながりがあるか、どういったやりとりをしてきたか、というところは割とまとまりがなくなってしまっていて。

・とりあえずSNS、メッセンジャーで「友達」としてつながりをもつ
・フィード、タイムラインにポストすることについて「ここでは◯◯な人たちとつながっているから◯◯な内容にしよう」といった深い考慮はナシ
という感じでやってきてしまってまして。
それが悪いこと、というわけではないと思うのですが、よりよくSNSを使うための意思決定はあってもよかったのではないかなと思っています。

反省と今後の方針(マイルール的な話)

まずは反省について。
どのSNSも、「『友達になる』操作コストが低い」というところについて、自分なりの対処方針がなかったなと。
「こういう関係性になったら友達申請しよう」とか、「『友達』になっても、こういったやりとりをして関係性を深められるようにしよう」とか。
また、このSNSはこう使う、このメッセンジャーはこう使う、という使い分けの方針もなかったですね。
そのため、少しずつ不便が増えていったなと・・・

なので、マイルールとしては、
1. とりあえずつながりたい場合は基本的にはメッセンジャー
2. ビジネス上のつながりであれば名刺管理アプリやメールなどで連絡先を管理
3. SNS上で「友達」としてつながるのは、リアルな世界でも友達、それに準ずる関係になったあと(特にフィード、タイムラインで自身の投稿が多いSNSでは)
4. SNS上のつながりは定期的に見直す

という感じ。

考えるにあたって、
・リアルな世界とどう調和していくか
・SNS、メッセンジャーについて、個々のサービスをどう使い分けるか
・SNSをよりよく使えるようにしつつも、管理コストはあげたくない
・新規ででききたものを利用する際に、どういったことを検討すべきか

というところを念頭におきました。

例えばイベントなどで、「とりあえず連絡先を」というやりとりになったらLINE、Facebook Messengerで。
(LINEがユーザー数が多いことを意識しつつ、相手によって使い分けることになりそう)
名刺交換のみのカタめの場であれば、名刺管理アプリに登録してメールでやりとり。
一緒に仕事をしたり、共通の趣味などがあって接点が増えてきたら、SNS上でも友達になればいいかなと。
(あくまで仕事「だけ」のつながりであれば、Linkedinではつながっておく、という選択肢はありかも)
また、いい人間関係を構築できていれば、必ずしもSNS上で友達にならなくても、その関係性は維持できるものなのではないかな?と思っていたりもします。

SNS、メッセンジャーをサービスとして提供する企業側も、「いかにマネタイズするか」を考え施策をうっているわけですが、それを念頭におきつつ、自分のスタンスでうまく使うのがいいのでは?という感じ!
今後も新しいSNS、メッセンジャーはでてくるでしょうし、適宜マイルールも変わるでしょうし。

以上、今回は「直近10年のSNS利用を振り返って思うことと、今後に向けた4つのマイルール」というタイトルで書かせていただきました。

お読みいただきありがとうございました!

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