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人生を変える方法は、意外とシンプル。久しぶりの海外一人旅に向けて。

4月に行く「海外一人旅」のホテルの手配が完了した。
完全一人旅なので、可能な限り、渡航費、宿泊費は抑えたいところ。
ハイクオリティなフライトにも、ラグジュアリーなホテルにも、いまのところ興味はない。

航空券は「まぁこんなものだろう」という価格のチケットを手配できたのだけれど、宿泊費に関して言えば、このグレードのホテルにしては「高いなぁ」と感じないではいられなかった。でも、よくよく調べてみるとその場所にとっては、「相場」あるいは「比較的安い」くらいだというレビューが散見された。

さらによくよく調べてみると、その場所は物価自体も日本の1.5倍〜2倍であるらしく、そのことを認識したあとは「日本経済の弱さ」を痛感させられた。その場所が「高い」わけではなく、日本が「弱い」のだ。少し前までは、アジアに行けば「安く」その土地のものを楽しめる!というのがアジア旅行の醍醐味だったのに、それも過去のものになりつつありそうだ。もちろん、他国が経済発展している証拠なのだから、それは喜ばしいことであることに間違いはない。その一方で、「円安」ならぬ「円弱」を肌身に感じられることもまた事実。でも、これこそ「旅」の大きな効用であると思う。


ベトナム・ホーチミンでの屋台飯にテンションが上がる妻のhana

そんなこんなで、ホテルの手配も完了したところで、俄然、「ひとり旅」へのイメージも強まってきた。正直に言って、ワクワク感よりも「不安感」が増している。行ったところのない場所というのは、当たり前のことだけど「見えない」ことが多いので、その分、不安、心配、怖さというのは自然に生まれる真っ当な感情だ。

そんなセンシティブな感情が生まれたとき、僕は「来た来た!」と思い嬉しくなる。繰り返しになるけれど、不安感を抱くということは「新しいこと」をやっている証拠。不安、心配、怖いという感情を乗り越えた先には、間違いなく「新しい世界」が待っている。

ベトナム・ホーチミンでチェーという日本にはないスイーツを初体験して驚く妻のhana
こういう新しい発見が旅の醍醐味

僕は「THE MIFLOW coffee roast」というコーヒーショップを起業させるときも、とてつもなく怖かった。物件を借りること、金融機関から融資を得ること、どれもこれも初めて尽くしで口から心臓が出てしまうんじゃないかと思うほど怖かった。でも、それを乗り越えたからこそ、今のとてつもなく楽しい充実した毎日を味わうことができている。

人生を変えるため、人生の幅を広げ、そして、大いなる充実感を味わうためには、行動に躊躇してしまいそうなことを積極的に行っていくことだと確信している。多くの人は、不安、心配、怖いという目には見えないハードルを目の前にして、それに臆し、立ちすくみ、もしくは立ち去ってしまう。そして、やれそうなこと、予測可能なことの範囲で、人生を構築していく。それはそれでそれぞれを生き方なのだと思う。でも、僕自身は、センシティブになってしまうことにトライして、日々の変化をもっと楽しんでいきたいと思う。変化の積み重ねこそが、「充実感」 の源だと思うからだ。

「ハードル」も「壁」もあくまで概念的なものであって、物理的に存在するわけではない。

不安だからやめるのか、不安だからやるのかが、人生のクオリティを決める大きな分岐点であるのは間違いがない。人生を変える方法、絶えず向上させていく方法は、結構意外とシンプルなのだ。

妻のhanaが上の写真での「チェー」を気に入って、翌朝リピの様子。


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