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40代後半中年男性、杏里さんの爽やかなアルバムを聴いて今年の酷暑を乗り切りました!

今年の夏は今までで一番厳しい夏だったように思えます。とにかく毎日暑くて、結構年季が入ってきたエアコンにどうか壊れないでと祈りながら過ごしていました。

9月に入ってもなかなか秋の気配が感じられず心配しましたが、ここ最近やっと落ち着いてきたので、夏の振り返りをしたいと思います。

2023年の厳しい夏を乗り越えられたのは杏里さんの楽曲のおかげです!

暑い夏で挫けそうな心を奮い立たせようと、Spotifyでいろいろな音楽を聴いていたところ、昔聴いていた杏里さんのアルバムにたどり着きました。

その爽やかな歌声とダンサブルなアレンジが今聴いても心地よく、元気が溢れるのと同時にこの上ない清涼感に包まれ、そのおかげで酷暑を乗り切る事ができました。

中高生あたりは毎年初夏に発売されるアルバムが楽しみで、特に下にSpotifyリンクを貼った3枚のアルバムが大好きで、今年の夏はそれをずっと聴いていました。

『BOOGIE WOOGIE MAINLAND』(1988年5月21日リリース)

『CIRCUIT of RAINBOW』(1989年5月27日リリース)

『MIND CRUISIN'』(1990年6月23日リリース)

当時はアルバムの楽曲がCMやドラマに使われたり歌番組での露出もあったりと結構聴く機会があったのですが、当時私の周りの同級生はバンドブームの方に行っていたので、杏里さんを聴いている人がほとんどいませんでした(ユーミンやみゆきさんを聴いている人もいなかったな…)

上のアルバム収録の楽曲の中では「最後のサーフホリデー」がイチオシです。当時多感な中学生だったので、避暑地での関係(避暑地「だけ」の関係)みたいなのに憧れというか大人を感じていて、そこにカナダドライのCM映像のイメージも加わり、今でも大好きな1曲となっています。

ふたり恋人がいること隠して
星の砂浜でキスしたね あの日
騒いでたビーチにはもう 誰もいないよ
ありふれた避暑地の恋は
素肌から消してゆく

唇や体を重ねる関係は避暑地という特別な場でおしまい、夏が終わればもう何もなかったようにまた日常に戻るの…みたいな設定の曲が結構好きで、他にも

稲垣潤一「思い出のビーチクラブ」
(1987年3月4日発売『Mind Note』収録)

切なさ残して避暑地の夢が
醒めれば哀しい大人になってた
青春(なつ)のボートが流されてゆくね

これもカナダドライのCMソングでした。映像と楽曲が結びつくと心に深く刻まれますね。

松任谷由実「LATE SUMMER LAKE」(1987年12月5日発売『ダイアモンドダストが消えぬまに』収録)

一夜限りのポロシャツ娘たち
今頃どうしてるだろう
お嫁に持ってゆかない思い出は
アルバムに貼りはしない

ユーミンの楽曲で避暑地と言えば「避暑地の出来事」があるのですが

このようなトロピカルな感じではなくて、夏のかげりというか夏が終わる頃のせつない感じが好きなので「LATE SUMMER LAKE」が好きです。

一夜限りのポロシャツ娘「たち」、たち?複数人と関係?あなたって人は…と当時勝手にドキドキしていましたが、なにせ一般市民なので避暑地に行くというイベントがないので、ずっと憧れのシチュエーションでした。

大人になってから夏だけの恋みたいな事は少なからずありましたが、それももう昔の、しかも一瞬の短い出来事。どういう人だったのかも全く思い出せず、本当にそんな事があったのかさえも、自信をなくすくらいに時の彼方に遠ざかっています。

この記事を読んだ人は、夏の思い出の楽曲をコメントに書いていただけると嬉しいです。


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