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デビーギブソン「Electric Youth」発売から30年

平成最後もあと数か月かと今年になってから折に触れて思っていたのですが、昨日とあるツイートで「そうか、30年経つのか」と感慨深くなりました。それはデビーギブソン本人が自身のアルバム「Electric Youth」発売から30年についてツイート(それに怒濤のリツイート)をしていたからです。

平成に元号が変わった頃だったなと記憶はしていましたが、自分が聴いたのは2月頃にオリコンで1位になってからだったので、1月のイメージなかったのですが、今でもたまにPVをYouTubeで見てしまうくらいに、この曲と映像は中学生の私の心に焼き付きました。

この頃ちょうど大好きな手塚治虫さんが亡くなって、昭和と言うものが終わったというのを私なりに感じたのですが、これから新しい時代を生きるんだという思いを感じさせてくれたのが、このアルバムのサウンドやPVの刺激でした。今見てもPVの情報量多すぎですね...子供におじいちゃん、ダンスにレーザー。80年代まとめた感じで賑々しいですね。

今聴くとこのシンセサイザーなどの質感が味わい深いですが、本当に30年も時が流れたなんて信じられません。アルバム発売時がバブルの狂乱の時代だったので、すごい勢いで世の中が変わっていき30年くらい先はSFよろしく空中を走る車が街を飛び交うと本当に思っていました。

でも30年経った今はディストピアと呼ぶべき状況で、この国もひとつの嘘を貫くために数えきれない嘘がまた生まれるという様相を呈してきました。次の新しい時代を迎えるために、この30年の不審をきちんと解決しないといけないと思います。

The next generation, it's electric...




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