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感情のコントロール 6

前回は

つまり、今まで言われて来たような
自我 → 真我(大我・ハイヤーセルフetc)
というベクトル自体が自我的な発想だったのです。

感情のコントロール5 より

というところまででした。

その続きからです。


この「自我 → 真我(大我・ハイヤーセルフetc)」というパラダイム上にある限り、それらは全て自我の行っていることですから、自我が消えるはずもありません。

消えるどころか、自我のコントロール下で、自我の強化をしているということになります。


自我(小我)が大我になることはありませんし、消えることもありません。

スピリチュアルでは良く聞くことですが、いくら修行を続けて小悟や大悟を積み重ねても、どこまで行っても結局は小我が残ってしまうということ。

これと同じです。


小我から行うことは、全て小我のコントロールだと思っていた方が良いくらいです。

特に、思考で理由付けしているものは、もれなく小我です。


「これが私だ」と思っている、いわゆる「アイデンティティ」ですら小我ですし、というか、思考が伴っている場合はすべからく小我です。

肉体が死を迎えると「自分というアイデンティティ」は消失すると言われていますが、これも小我が消失すると考えれば納得できます。


私たちは皆、もともとは真我(大我・ハイヤーセルフetc)の存在でしたが、三次元的物質の肉体に入るときに、インターフェースのパーツとして鳩尾(自我・小我・感情etc)も付いてきたというだけだったのです。


肉体が機能停止すれば、自然とインターフェースも役目を終えます。

インターフェースがシャットダウンすれば、そのパーツだった鳩尾も止まりますから。


主も従も無い、便利機能満載の単なるインターフェース(スマホに例えたのはこれがあるからです)、しかしそのインターフェースのパーツがいつの間にか主を主張するようになり、自分が自分がとコントロールを強め、さらなるコントロールを欲しているのが三次元的肉体次元の現実です。

SFで良くある「自意識を持ったAIの反乱」みたいなお話ですね。


ということで、今必要なのは、自我 → 真我(大我・ハイヤーセルフetc)というベクトルではなく、自我を滅却することでもなく、「真我(大我・ハイヤーセルフetc)が顕れること」これだけです。


自我は自我で消す必要はありません・・・消えませんし。

消そうとすればするほど、自我にフォーカスすることとなり、それは自我に栄養を与えているのと同じことになります。


消すのではなく、インターフェースのパーツ(便利なスマホ)であると認識して、だからと言ってそれにのめり込む(コントロールされる)こともなく、インターフェースとして使う、ということです。


真我(大我・ハイヤーセルフetc)を顕して行けば、自我は徐々にパーツに戻ります。

今は色々意味付けが進んでしまっていて、本来ではなくなっていますが、それをするのが瞑想だったのかもしれません。

しかし、瞑想もまた小我から行うと自我の強化になりえます(経験的に)。


ということで、本シリーズのタイトルでもある「感情をコントロール」しようとすること自体が自我による「コントロール(支配)」になりますから、そういう意識を持った時点で氣付き手放す、です。


とはいえ、感情は自我の強力なコントロール手段ですから、手放すどころでは無くそれにコントロールされてしまうかのように思われることもあるでしょう。

僕も未だにそういうことがあります。

その時こそ、それと戦うのではなく、氣付き認めて手放す、です。


このプロセスの中で最も難しいのが「認める」ことではないでしょうか。

認めるというと軽く感じられるかもしれませんが、認めきる、のほうが近い氣がします。

ぐうの音も出ないほど認めるというか。


氣付いても、認めきれなければ、手放せません。

大概の場合、手放せないという原因は、「でも」「だって」と言い訳をしてしてしまう(=認められない)ことです。


言い訳 = 自己正当化 です。

自己正当化とは、つまり自我の行いです。

それにフォーカスせずに、氣付き認める、です。


実は、感情(不安・恐れ・恐怖・悲しみ・怒り等)の取扱いも、これと同じです。

感情にコントロールさせずに、感覚を保ち続ける。

感情をコントロールしようとせずに、氣付き認め続ける。


しかし、感情と感覚をごっちゃにしているとこれができません。


何度も言っていますが、感情と感覚の切り分けが大事だという所以です。


これを言い換えれば、

感情(自我)と感覚(大我)です。


・・・続く




思考から卒業して、感覚~感覚を超えた感覚へ!
軽く明るく楽しく

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新セッション「Breakaway Stories」開始

Breakaway Storiesは、ストーリーから脱するための個人セッションです。

スピリチュアルで最も大事なことは、ストーリーから離脱すること、そして、離脱し続けることです。

一つのストーリーから離脱しても、それで終わりではありません。

ストーリーから離脱すると、氣付きが起こり、悟った感があります。

しかしそこで留まらずにさらに深いところにあるストーリーに氣付き続けることがとても大事です。

個人セッションというと構えてしまう方も多いと思いますが、友人同士の気軽なおしゃべりぐらいで捉えていただけると良いと思います。

表面的にはおしゃべりですが、ストーリーからの離脱と同時にエネルギーの拡張と、ストーリーから脱するためのスペース創り、クリアリングも行います。

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新セッション「Starseed Regenerete」開始

波動調整機器を使った「波動チューン」、エンパス能力をフルに使った「シンクロレゾナンス」そして、多次元的変容を促す「変容の扉」(Transformation Gate)そのすべてを使ったスターシード・ライトワーカーのための「本当の自分」を思い出すセッションです。

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