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しゃべりだす写真を撮ろう

レシピを(ほとんど)作ってこなかった私が、スパイスレシピ本を出版することになった。声をかけてくれたひと、背中を押してくれたひと、伴走してくれるひとたち。そんなみなさんのおかげであり、そのあたりのことから書こうかと思っていたけれど、まずは昨日の話から。

レシピといえば、料理の写真。
今回はそれを自分で撮らねばならぬ。
私は写真は撮るが、すべてiPhoneカメラ(ときどきアプリ)。
そんな私に、出版元のこんちゃんが「プロカメラマンさんにお願いして、料理写真撮る練習会をやろう」と機会をつくってくれた。

「料理はそんなに頑張って作らなくていいから。
コンビニで買っていってもいいからね」

と言ってもらっていたが、結局前日ごはんもの、やきそば、ピクルスやケーキなど作って持参。当日スーパーでポテトサラダや粉末スープ、レトルトごはんなど買って、レンタルスペースへ向かった。

レンタルスペースに入って、いつもの習性でまずキッチンを確認した。

前日焼き忘れていて、当日焼いたお肉。

買ってきたもの、持ってきた料理を、撮影できるように盛り付ける。
盛り付けたら、撮影の練習、練習。

先生はこの方。

料理の置き場所。
きれいに、かわいく見えるような光の当て方。

主役は料理。料理はモデルさん。

なるほど。iPhone内蔵カメラの優秀さを知る。すいさん撮影。

編集者すいさんが、いろいろ撮ってくれていた。


ニラだれをかける。
撮影終えた料理たちは、食べてもらう。

まずケーキから食べたおふたり。

黒いバナナと私の思いつきと、昔もらったアイデアから生まれたケーキ。
好評のため、レシピ本掲載決定。撮影私。

misatoさんから教えてもらったことはたくさんあったが、そのひとつ。

美味しそうでしょ? 
つくってみようよ!
っていう写真がいいですね。

今日さっそく復習かねてやってみた。


りんごが余ったので作っていたケーキ。


思いついて上からと撮ったら楽しかった。


あえての影を入れてみたけれど。なかなか難しい。

美味しそうでしょ? 
簡単だよ。
つくってみようよ!

手に取り、読んでくれるひとに。
レシピだけでなく、写真もしゃべりだす。

そんなレシピ本にしたいな。



美味しいはしあわせ「うまうまごはん研究家」わたなべますみです。毎日食べても食べ飽きないおばんざい、おかんのごはん、季節の野菜をつかったごはん、そしてスパイスを使ったカレーやインド料理を日々作りつつ、さらなるうまうまを目指しております。