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埼玉 郵便局立てこもり事件

埼玉県の郵便局立てこもり事件の報道が、連日なされています。
事件そのもの以外のところで感じたことというか、確信したことがあるので、記事にしようと思いました。

【 事件のあらまし 】

埼玉県に住む 86 歳の容疑者が、10.31 14 時頃から
8時間にわたって拳銃を持ち立てこもりました。
人質にされた方に、怪我はなかったそうです。

また、その 1 時間前に病院で発泡事件があり、そちらへの関与も認める供述をしているとのことです。
通院していたらしく、同病院に通う方の話では、受付で食ってかかるような大声を出しているところを目撃したそうです。( A )

さらにその前には、自宅のアパートに放火。
前日には家賃の催促をされており、「 11.6 には払います」と答えたもよう。( B )
このアパートに隣接する道路の拡張工事のため立ち退く必要があったものの、連絡がつかなかったために事件前日の通達ということになりました。

一部では、元暴力団ということも言われています。 ( C )

【 孤毒 】

前項 A B C から、なんとなく容疑者の人柄がうかがえます。
典型的な中途半端な小チンピラだな、と思いました。
1 人で大きくなったような気になって、自分より上の立場の人間には従順で、逆らえない立場の人間には強く出る。
典型的ですね。
元暴力団というよりも、関連社とかの下っ端でしょう。

近所の方には「刺された自慢」をしていたり、ランニングシャツで肩の刺青を見せたりなど、近寄りがたい老人として知られていたようです。
近寄りがたいと言えば聞こえはいいですが、要するに痛々しくて構ってもらえてなかったってことですよね?

ざまーないですね😊

さて。
80 過ぎた小チンピラなど、「誰ひとり取りこぼさない!」とか言ってる宗派の方たちが、自分の言葉通りに面倒を見るはずだから、どこでどうなろうとどうでもいいんです。

私が思ったのは、「孤独の毒性」です。
この容疑者の場合は、ずっと甘ったれて生きてきたんでしょうから元々だった可能性は高いです。
15 年前に同居していた女性からも逃げられたらしいです。
数少ない友人はいた " らしい " ですが、 71 歳にして孤独。孤立。

他の記事で何度も言っていますが、「無理に人に合わせなくていいんだよ」は本当に危険です。
本当に合わない人というのは確かに存在しますが、多少は合わせないと他人同士が合うわけがないんですから。
また、孤独が心身を蝕むという研究結果が出ていることも知っておくべきです。
うつ病の発症率は 4 〜 5 倍になるそうです。
それでも一時的な楽さのために「むりにあわせなくていいんだ〜ばなな〜」とやっていたければそれでもいいと思います。
そうやってゆるふわで生きたなれのはてが、今回の容疑者。
私はそう思うのです。

なので、郵便局員の方は心配ですが、「そりゃあこういう事件も起きるわね」と思いました。

【 それでも同情はしない。】

それでも、「容疑者も現代社会の被害者と言えるのかも知れない」とは毛程も思いません。
甘ったれて生きてきた結果です。

自分で甘ったれることを選んだ人生の結果を、他人に八つ当たりすることが認められるわけがありません。

生きづらい生きづらいと騒ぐよりも、自分にできることは本当にもう何もないのかを精査するほうが先だと思います。

ペンギンに空を飛べと言ってるのではありません。
リモコンぐらい自分で取れば?という話です。

その場しのぎのゆるふわ自己啓発が続く限り、こういった事件は増えるんだろうなと思いました。
さて、何を啓発してるんでしょうね?


以上
本日はこの辺で。

ありがとうございました!

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