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初心者フリーランスが京都ワーケーションに参加してみた結果

10月中旬、私が所属している ”旅好きフリーランス集団” @World(アットワールド)のみんなが2週間の京都お試し滞在のワーケーションをするというので、私も3泊4日だけ参加してきました。

@Worldの京都ワーケーションについてはこちら↓


私が@Worldに入った理由

私は昨年11月に「来年はフリーランスになる!」と決めた。

でも実際、私のまわりにフリーランスで自由な働き方をしている人なんて数人しかいなくて、いまいちどんな感じなのか分からない。

そこで私の友人が運営の一人だったフリーランスコミュニティ@Worldに入ることにしたのが、昨年の話。その時点では私はまだ会社員で、ワーケーションはおろか、自由に旅ができる環境では全くなかった。

@Worldはフリーランスコミュニティなので、当然フリーランスの人たちが多い。けれど意外と会社員の人もいて、でも会社員でも在宅勤務だったりワーケーションができたり、ある程度自由度が高い人がほとんど。

その中で私は全く動けない。しかも地方(高知)在住。オンラインでやりとりをするので、会ったことがない人ばかり。コミュニティ内には定期的にとても魅力的な講座があったり、Zoomでの交流は盛んだったが、ぶっちゃけ私はそれらを持て余していた感じだった。

それでも、「旅と仕事を両立させているフリーランスの人たちがどのような生活をしているのか」を知りたいという思いと、そういう人たちに囲まれることによって自分を鼓舞するという目的で、メンバーの活動をオンラインで追っていた。


夏に会社員を辞めた

そんな感じでフリーランスの人たちがどのように旅をして、どのように仕事をしているのかを見ながら、私は今年の夏についに会社を辞めた。

本当は辞める前にフリーランスとして独立する準備を整えておくつもりだったのだが、色々あってほとんどできなかった。(言い訳です)

会社を辞めてからは、カメラマンとして撮影の依頼を少しいただいたり、かねてからやりたかったブックカフェを、友人の店を間借りして営業したりした。しかし撮影の仕事は頻繁には来ないし(営業もっとしなければ)、間借りカフェよりもちゃんと自分でやりたいと現在は物件探し中。

そんなわけで私は現在、フリーランスとは言いながらも、まだ開業届も出していないし、ほぼほぼ無職なのです。

そんなタイミングで、@Worldのみんなが京都でワーケーションをするというので、無職で金銭的には全く余裕がなくて悩んだのだけど、「この機会を逃したら次はないかもしれない......!」と思い、えいやっ!とそこに飛び込んでみることにした。

ほぼ全員私は会ったことがない人たちだったのだが、その点については多少の緊張はあったものの、そこまで大きなハードルにはならなかった。というのも、何度かオンラインでやりとりをしていて、みんなとても話しやすい印象だったのが大きかった。

ワーケーションの様子

みんなは京都の町屋を借りて(一棟貸し)2週間共同生活を送ることになっていた。共同生活といっても比較的自由な感じで、ずっと滞在する人もいれば、数日間だけ入れ替わりで泊まる人もいる。近くに別の宿をとって町屋に遊びに来るメンバーもいれば、そもそも京都に住んでいるから遊びに来るメンバーもいる。

私は京都に行くと決めた時点で、町屋は定員いっぱいだったので、近くに別の宿をとった。

3泊4日の京都旅。無職なので、ワーケーションといえど、ワークなし。ただの旅行です。

1日目

着いた日の夜、さっそく町屋に顔を出しに行った。

初めましての人たちで、ドキドキ。でも想像通り、みんなとても話しやすかった!

その日の夜は、みんなは祇園花月にお笑いを見に行くというので、着いたばかりの私は夕食へ。京都に詳しいメンバーにおすすめのお店を教えてもらったら、美味しすぎて感動した1日目の夜だった!

2日目

翌日は、西陣に詳しい人に西陣を案内してもらうという散策に参加。

さすがのフリーランスコミュニティのネットワークで、おもしろい活動をしている人との出会いや、西陣織の工房を見学させてもらうという貴重な体験をすることができた。

3日目

1日目の夜だけと2日目で、出会いや内容が濃すぎて、そして居心地が良すぎて、すでに3泊くらい滞在している感覚になっていた不思議。

3日目の午前中は、私と同じく田舎(岐阜)から来ていた人と一緒におでかけ。田舎とはいえ、名古屋まで電車で30分だそうなので、高知とは違う。それでも共通しているところは多々あったし、そんな中でも彼女はしっかりフリーランスとしてやっていた。

そしておもしろいのは、彼女が「よわよわフリーランス」と名乗っていたところ。

たしかにフリーランスって、バリバリ精力的に働いているイメージがある。けど実際はそんな人ばかりではなくて、体力がなくて普通の会社員ができない人の選択肢としても、フリーランスは有りなんだなぁと思った。

よわよわフリーランス、かのりささんのnote↓

その日の午後は、みんなで鴨川でピクニック!

働くときは働いて、遊ぶときは全力で遊ぶ、ゆるめるときはゆるめる。そしてペースは人それぞれで、まわりに強要しない。

河川敷でコーヒーを飲みながら、デザイナーの人はスケッチをし始めたり、ミーティングの時間だからとその場でオンラインで仕事をし始める人がいたり、仕事を終えて後から合流する人がいたり、先に帰る人がいたり。

とても自由で、みんな寛容で、居心地がよかった。

4日目

あっという間に帰る日になってしまった。

朝みんなに挨拶をして、高知へ帰る。名残惜しい!みんなはまだまだ京都に滞在。いいなぁ~。

とりあえず私の目標は、私なりに動きやすい働き方をつくること!

そんなことを思いながら京都を後にしました。


京都ワーケーションを終えて

今回参加するのはドキドキだったけど、えいやっ!という感じで昨年@Worldに入った自分、そして今回みんなに会いに行った自分を褒めてあげたい。

まだまだフリーランスとしての働き方は全然確立できてない。確立していかなきゃいけない。というか、していきたい。自分のために。

私は基本的に性格が怠け者でめんどくさがりなので、こういうふうに自分で自分を鼓舞しないといけないのです。楽しいことでも続かなかったりする。ラクなほうに流れてしまう。

でもやっぱりやってみたら、楽しいことは楽しい!けど、楽しいことでも、努力と労力は要る。

そんなわけで、今後もがんばっていこうと思います。



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