家族写真とは
みなさんは家族写真、撮ってますか?
私は今、高知県を拠点にカメラマンをしています。
そしてお客様には家族写真もよく撮らせていただいています。
私が子どもの頃
私の家族は、普通に仲が良いと思います。
「普通」というのは人それぞれなので、その言葉を使うのもどうかと思うんですが、とにかく私にとっては「普通」です。
みなそれぞれシャイというか、まじめに改まって感謝の言葉を伝えたりは、あまりしません。
でもなんとなく伝わってるでしょ、というのがそれぞれあるのだと思う。
子どもの頃から、家族旅行というものには行ったことがありませんでした。
親が忙しかったのと、4人も子どもがいるとそんな余裕はなかったんでしょう。別に家族旅行をしたことがないからといって、気にしたことはありませんが。
旅行に行けば家族写真も撮りそうですが、それがなかったので撮りませんでした。
旅行しなくても家族写真くらい撮るでしょ、と思われるかもしれませんが、普段から撮る親じゃなかったんですね。
というか、撮らない家庭からしたら、家族写真なんて撮らないほうが普通でしょう。
母親は行事ごとのときには写真を撮ってくれていましたが、みんな揃って、というのはありませんでした。
だから家族全員が揃った写真というのは、長い間一枚もありませんでした。
初めての家族写真
初めて家族写真を撮ったのは、私が大学を卒業したあと、写真を学び始めた頃。大阪で写真館に勤めながら、週末に写真の学校に通っていました。
実家に帰省したとき、家族全員(祖父母をのぞく)が揃ったので、写真を残すことにしたんです。どういう流れだったかは覚えていませんが。
そのときにプライベートでメインで使用していた中判フィルムカメラ、PENTAX67Ⅱを、三脚に立てて、レリーズを使用して、庭で撮影しました。
当時飼っていた猫も一緒に。
その後、その家族写真を撮ったことはずっと忘れてたんですね。ネガを見返すと、3カットくらいありました。
家族写真を撮ろう!と思った理由
ずっとその写真の存在を忘れていたのに、どうして家族写真を撮ろうと思うようになったのか。
それは、昨年私が地元でカメラマンとして独立したくらいの時期のこと。
母親が
「そういえば昔みんなで撮った家族写真、もらえる? みんなが揃った写真、あれしかないがよ。」(土佐弁)
と言ってきたんです。
そういえばそんな写真撮ったな。というか、撮ったことは覚えてたんですが、自分の中であまり重要視していなかったんです。
母親にそう言われたことが、初めてしっかり自分の家族写真について考えるきっかけになりました。
今はもう妹たち(4人姉妹です)は、みんな県外に出てしまっていて、実家にいないので、全員が集まることがほとんどなくなりました。
そして両親も年をとっていくし、自分も年をとると、いろんなことを考えますよね。
あぁ、写真、残しておかないといけないなぁ。
とそのときに、しみじみ思ったんです。
そして、家族写真に関するいろんな本を読みました。すると家族写真を残すことには、良いことがたくさんあると知りました。
たしかに毎年家族写真を撮っているような家族をイメージすると、とても仲が良かったり、信頼しあっていたり、というイメージがあります。実際に本に書かれているメリットも、そういったことでした。
自分の家族写真を撮り始めた
それで私も、意識して家族写真を残すことにしました。
とはいえ、私は地元に戻ってきたけれど、妹たちは県外で働いていて、なかなか揃いません。
と、ここまで書いて、だいぶ長くなってしまったので、続きはまた今度。
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(普段ろくな記事書いてないけど…)
読んでくださってありがとうございました。
ちなみにこの記事のサムネ、AIで作った画像なんですが、一部子どもの顔がめっちゃ老けている…笑
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