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鱒子 哉
2020年1月23日 12:39
用事は十時過ぎに終わった。十三時起床が常のぼくからすれば眠っているはずの時間、だからゆっくりしよう、と帰りがけに見かけた喫茶店に入る。 朝早く起きると、いつもその「朝早く起きなければいけない」というプレッシャーにやられて寝不足になる。居ないはずの時間と相まって、どうもフワフワする感覚が抜けなかった。 320円のブレンドコーヒーをSuicaで支払い、対向からくる人を待ってから喫煙席に座る。一応