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データサイエンスの用語を学べる『図解まるわかり データサイエンスのしくみ』を書きました

「データサイエンティスト」という言葉が使われるようになって10年以上が経ちました。それに伴い、「データサイエンス」という言葉もよく耳にするようになりました。

アンケートの集計や売上の計算、個人情報の扱いなど、仕事でデータを扱う場面は増えていますが、データ分析の方法については平均や合計の計算、グラフの作成といった基本的な分析方法しか知らない、使っていない、ということはありませんか?

もう少し高度な分析をしたい人のために、データサイエンスで使われる用語を学べる本を書きました。

『図解まるわかり データサイエンスのしくみ』とは

本書は「図解まるわかり」シリーズの13冊目です。
これまでに、「ネットワークのしくみ」「セキュリティのしくみ」「プログラミングのしくみ」「データベースのしくみ」などの基本技術のほか、「5Gのしくみ」「DXのしくみ」「AWSのしくみ」などの個別の技術も解説されています。

そして、今回の本は「データサイエンスのしくみ」です。

このシリーズの特徴は、その分野で登場するキーワードを見開きで紹介し、左ページに文章、右ページに図解があることです。
解説とイラストがセットなので難しい言葉も直感的に理解できますし、見開きで完結するので、好きなページから読むこともできます。もちろん前から順に読んでも構いません。

本書の目次

具体的にどんな用語が登場するのか、その一部を紹介します。

第1章 データサイエンスを支える技術~需要が高まる未来の必修科目~
 ・構造化データ、非構造化データ、整然データ、データパイプライン、…
第2章 データの基本~データの表現方法と読み方~
 ・棒グラフ、折れ線グラフ、代表値、分散、標準偏差、外れ値、欠損値、…
第3章 データの処理と活用~データを分類し、予測する~
 ・時系列データ、移動平均、散布図、相関係数、クロス集計、主成分分析、…
第4章 知っておきたい統計学の知識~データから答えを導き出す~
 ・母集団、標本、中心極限定理、大数の法則、区間推定、検定、有意差、…
第5章 知っておきたいAIの知識~よく使われる手法とそのしくみ~
 ・機械学習、交差検証、過学習、誤差逆伝播法、バイアス-バリアンス分解、…
第6章 セキュリティとプライバシーの問題点~データ社会はどこに向かうのか?~
 ・情報倫理、統計不正、GDPR、CCPA、匿名化、情報銀行、知的財産権、…

このように、データ分析に関する幅広い用語を紹介しています。細かい分析手法は専門書を読む必要がありますが、データ分析でどんなことができるのか、ざっくり理解するための本です。

勉強会を開催します

本を読むだけでなく、実際にデータ分析でどんなことができるのか知りたい、という方のために、入門編として「仕事に役立つデータ分析入門」という勉強会を開催します。
上記の新刊『図解まるわかり データサイエンスのしくみ』のプレゼント付きですので、ぜひご参加ください。


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