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技術書典13で『インボイス制度に備える!フリーランスエンジニアが得する制度、損する行動』という同人誌を頒布します #技術書典
先日、次の記事を投稿しました。
これと同じ技術書典13で、もう1冊新刊を出します。
それが『インボイス制度に備える!フリーランスエンジニアが得する制度、損する行動』です。
書籍の概要
いよいよインボイス制度の開始まで1年ちょっとになりました。
しかし、まだ「インボイス制度って何?」「自分に関係あるの?」と思っている人がたくさんいます。
そこで、インボイス制度のかんたんな解説とともに、フリーランスエンジニアが知っておくと得する制度をまとめました。
特に、フリーランスエンジニアがシステム開発などに取り組むだけでなく、技術書を書いたりするときに使える制度を詳しく書いています。
技術書典などの同人誌即売会が増えている中、制度を知らないと損する可能性があるためです。
「はじめに」の無料公開
本書の「はじめに」を公開します。
フリーランスとして独立する人や、本業の合間に副業として働く人が増えています。
これまでエンジニアとして働いてきた人でも、ソフトウェアを開発するだけでなく、書籍を執筆することもあるでしょう。
私も 2011 年に個人事務所を設立してから 11 年が経過しました。
エンジニアとしてだけでなく、書籍の執筆も含めてフリーランスとして活動してきて、会社員の頃とは違う部分を多く感じてきました。
会社員は給料が安定しているだけでなく、健康保険や年金などさまざまな制度で守られていますが、個人事業主として働くとすべて自己責任です。
もちろん、個人事業主をサポートするさまざまな制度もありますが、自分で意識的に調べないと誰も教えてくれません。
調べようと思っても、普段から聞きなれない言葉だと、詳しい内容や違いがわかりにくいものです。
たとえば、「国⺠健康保険」と「国⺠健康保険組合」、「国⺠年金」と「国⺠年金基金」など、言葉の上では少しの差でもその内容が大きく異なるものがあります。
いろいろな制度があり、どうやって調べればいいのかよくわからないこともあります。
「経営セーフティ共済」や「小規模企業共済」など、知らないと調べることすらできません。
また、「付加年金」を納めるメリットとデメリットのように、どちらが得なのか判断が難しいこともあるでしょう。
聞いたことがある言葉でも「源泉徴収」のようにサラリーマンの頃はあまり気にしなかった言葉もあるかもしれません。
同じフリーランスでも、その業務内容によって使える制度、使えない制度があります。
似たような制度の中で、どれを選べばいいのかよくわからない場合もあるでしょう。
新しい制度も次から次へと登場しています。
2022 年現在、大きく注目されているのは「インボイス制度」でしょう。
個人事業主として仕事をするときには避けて通れません。
フリーランスエンジニアの中にはエンジニアとして働いているだけでなく、技術書の執筆に取り組んでいる人もいるでしょう。
本書ではこういったフリーランスエンジニアが知っていると得する制度を紹介します。
これからフリーランスとして働きたい、書籍の執筆に取り組んでみたい方もぜひ参考にしてください。
本書の対象読者
本書では、次のような人を対象としています。
フリーランスエンジニアに興味がある人
インボイス制度で何が変わるのか知りたい人
フリーランスエンジニアと取引をしている人
個人事業主として活動しているが、税金を安くしたい人
将来の年金などに不安がある人
最後に
本書の内容は、技術書典5, 6, 7などで頒布した『技術書を書く人のための得する技術、損する行動』という同人誌がもとになっています。
このため、内容として重複する部分は多いものの、最新の内容に更新し、体裁を大きく変えています。
また、当時はなかったインボイス制度についての解説も追加しています。
他にも、技術書典13では上記で紹介した『Obsidianノート術』のほか、以前頒布した『Composerの教科書』も頒布します。
当日(9/11)は池袋サンシャインシティでお待ちしています。
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