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【初心者向け】バスケットボールの楽しみ方

野球やサッカーに比べればまだまだマイナーなバスケットボール。地上波で放送されることはなかなかないので、そもそも試合を見る機会は少ない。

その中で有難くも興味を持ってくださったとしても、ただボールを追いかけてシュートが決まった・決まらなかった、どっちが勝った、それだけだともったいないなぁと思う。バスケの試合のこんなところを見たら初心者でも楽しめるんじゃないか、そんなことを今日は書いてみたい。

バスケの楽しみ方①大まかなルールは把握しよう

バスケのルールは色々あって、細かいところまでは知っていなくても良いと思うけど、ある程度は知っている方が楽しめると思う。

・試合は5人対5人で行う。
・試合時間は10分×4クォーターの計40分。
・ベンチプレーヤーとの交代は何人でも何回でも自由。一度ベンチに下がってもまた試合に出られる。
・シュートが決まったら2点、スリーポイントラインという半円の外から打ったシュートは3点。相手のファール等で得たフリースローは1点。
・相手を押したり、叩いたりしたらファール。ファールがあれば相手ボールに代わる。シュート中にファールがあれば、フリースローになる。
・ボールを持ったまま3歩以上歩いたらトラベリングという反則になり、相手ボールになる。

とりあえずこの位知っていれば十分かと。
太字で書いた部分は試合の流れにも影響するので、特に押さえておいてほしい。

ファールや反則があれば審判が笛を吹いて試合が止まるので、「あ、何かあったんだな」ということが分かる。最初はその位で十分だと思う。

川崎ブレイブサンダースのホームページにバスケの基本ルールが載っていたので、詳しく知りたい方はどうぞ。


バスケの楽しみ方②ボールではなく、ひとりの選手を追いかけてみる

バスケの試合って、ボールがあっちに行ったりこっちに行ったり、シュートがどんどん決まったり、時にはダンクのような派手なプレーがあったり、結構慌ただしい印象かもしれない。

でも、それだといつの間にか試合が終わってしまう。それでも楽しめる部分もあるとは思うけど、もう一歩踏み込んで楽しむために、私は「ボールではなく、ひとりの選手を追いかけてみる」見方を提案したい。

バスケは、ボールを持っていない選手達の動きによって空きスペースが生まれ、得点が演出されることが多い。でも、それが一体どうなって得点に結びついたのか、ボールだけを見ていると分かりにくい。その動きの多くは、ボールとは反対側のスペースで起こっていることが多いからだ。

なので、誰かひとりの選手を決めて、その選手の動きを追ってみると良いと思う。最初は何のためにあちこち動き回っているのか分からないかもしれない。でも、選手が動き回ることで相手のディフェンスが動き、それによって空いている選手ができ、パスが回り、シュートが決まる。一回でもそういう瞬間を目撃することができたら、新しい面白さの発見につながる。

注目する選手は誰でも良いけど、例えば実況や解説がよく名前を挙げる選手、あるいはよくボールを持っているように見える選手が良いと思う。


バスケの楽しみ方③ハイライトではなく、通しで見る

②に挙げた見方をするためにも、試合のハイライトではなく試合全体を見てほしい。

ハイライトは大概シュートの瞬間しか映らないので、どんな風に選手が動いて、パスが回ってシュートにつながるのか、は分からない。試合の流れ、選手の動き、ボールの動きを見るためにも、試合全体を見た方が良いと思う。

40分の試合を全部見ると、ハーフタイムも入れて1時間半~2時間くらいになるので、とりあえず1クォーター(10分)だけでも構わない。

じゃあどの試合を見たら良いのか?だけど、最初は人気チーム、強豪チーム同士の試合が良いと思う。

Bリーグ発足によってバスケのレベルも人気も上がったと言われているものの、まだまだチームによって人気も実力も差があるのが実際のところ。もちろん、試合が始まってみないと結果は分からないけど、強豪チーム同士の方がレベルの高い試合、どちらが勝つか分からないドキドキ感を楽しめる。


ぜひ一度は会場へ!

テレビやネット中継でバスケの試合を見て、ちょっとでも面白いなと思ったら、ぜひ一度会場へ足を運んでほしい。

このご時世でなかなか難しいところではあるけど、やっぱり現地観戦がその場の雰囲気を感じ取れて面白い。現地だと実況、解説が聞けないので、試合そのものよりも、どちらかというと雰囲気を楽しむという感じになるかもしれない。

現地観戦と中継、それぞれの楽しみ方があるので、ぜひ両方体験してもらえたら嬉しい。

現地観戦の際は、先にも紹介した川崎ブレイブサンダースのホームページに、バスケ観戦の楽しみ方が紹介されているので、良かったら参考にして欲しい。


(宇都宮ブレックスのホームページにも、バスケ初心者向け、バスケファン向けのコンテンツをぜひ増やしてほしいなぁ…。)

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