Figmaのプラン内容変更で変わった!共同編集の方法
こんにちは!
株式会社スタートアップテクノロジーのデザイン部でUIデザイナーをしたり、たまにイラストを描いている「ますだ」です。
私は趣味でもイラストを描いていて、最近はイラストの描き方や素材の使い方の説明にもFigmaを使うほどFigma漬けになってきました。
そんな日々お世話になっているFigmaが2021年4月21日に各プランの内容が変更となり、今まで無料で使えていた部分や共同編集する際のFileの扱いが変わりました。
ただし
2021年4月21日以前に作成したDraftにはプラン内容の変更による影響がない
とのことなので4月21日以前に作成して共同編集していたものがいきなり使えなくなることはありません。
では具体的にどこが変わったのだろう…?調べてまとめてみました。
Figmaのプラン内容の変更で変わったこと!まとめ
・共同編集するには必ずTeam作成が必要に
・Starter Teamでのeditor招待が無制限に
・Starter TeamでのPages、Fileの作成上限が3つに、Projectの作成数が1つに制限
・editorの招待の方法が変わった!
各プランの内容変更により、個人が作成したFileに直接editorを招待する方法が変わりました。
File内のShareボタンからeditorのメールアドレスを入力して招待するところまでは同じです。
以前と違うのは「editorを参加させたかったらProjectにFileを移動させてね!」という意味の注意文があるところ。
さらに、招待したアカウントはデフォルトでcan viewになっています。招待したアカウントの権限をcan editに変更すると、自分のTeamにあるProjectにFileを移動させる流れとなります。
DraftsはOwnerだけが編集できるものになり、共同編集にはTeamの作成が必須になりました。
共同編集する手順
1. Teamを作成する
2. 一緒に共同編集したいMemberを追加する(editorの追加)
3. Projectを作成する
4. Project以下にFileを作成または移動
5. MemberでFileを共同編集する
このように、共同編集するためのFileは必ずTeamのProject以下に置いて
権限がcan editのMember達で編集する流れとなったようです。
Starter(無料)プランの共同編集について
今まではDraftsにあるFileから直でeditorを無制限に招待して共同編集できましたが、これからはDraftsは完全に自分の下書きスペースとしての意味を持つようになりました。
そのためDraftsにあるFileはeditorの招待が不可となっています。
StarterプランでもFileをTeamのProject以下に作成または移動させれば共同編集をすることが可能です。
・Fileの作成は3つまで
・Pagesの作成は3つまで
・Projectの作成は1つまで
という制限がつきます。
小規模プロジェクトでしたらStarterプランでだいたいのことができると思います。
Professionalプランについて
・Fileが3つでは足りない
・Pagesが3つでは足りない
・Projectが1つでは足りない
これらのどれかの状態になったらProfessionalプランにする必要が出てきます。
・Professionalプランの仕組み
・Fileの作成数が無制限
・Pagesの作成が無制限
・Projectの作成が無制限
・editorの人数が無制限
と公式サイトには書いてあるのですが
・editorの人数が無制限
ここが要注意です。
editorの人数は確かに無制限なのですが、
Teamで共同編集に参加している人数分お金がかかります。
Professionalプランは月額$15(年契約だと月額$12)ですがこれは1人あたりの金額で、can editの権限を持つMemberの人数分発生します。
つまり3人can editの権限を持つ人がいたらそのTeamには毎月$45の支払いが発生します。
・ProfessionalプランのTeamはTeamごとに料金が発生
上記のように、ProfessionalプランのTeamを3つ作成していると、重複しているMemberの分も支払いが発生します。
なので、小規模なプロジェクトはStarterのTeamで行うと良いみたいですね。
どのプロジェクトも大規模でFileやPages、Projectがたくさん必要…という場合はこの画像のように支払いがたくさん発生してしまいますので、
共同編集者と費用に関する相談をしないといけない場面が出てくると思います。
私は現在どのように共同編集を行なっているか
私は幸いにもクライアントワークで使用しているFileが2021年4月21日以前作成のものしかないため、そのFileについてはStarterプランでの利用を続行しています。
私は合計2つのTeamに参加していますが、片方はProfessionalプランのTeam、もう片方はStarterプランのTeamとなっており
プロジェクトの規模や必要なeditorの人数でTeamをProfessionalにするかどうか調節しています。
Professionalプランの金額の仕組みについてよく知らないままeditorを増やしていくと大変なことになるので、共同編集するメンバーの選定も今後はしっかりしないといけませんね。
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