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「課金」について考えること

息子が課金したいと言い出した。「きたか...」と思った。

まずは「なぜ課金がしたいのか」を聞くことに。
理由はたいていが「友達もやってるから」「youtubeで観たから」「ほしいアイテムがある」などだろう。

そして理由を聞いた上で、「課金とはなんぞや?」という話をする。
息子に「なぜ課金という制度があると思う?」と聞くと、「わかんない」と。

今どき、電子マネーやクレジットカード払い、頼むと家に欲しいものが届くネット通販など、お金が見えにくい時代だからこそ、子どもにもわかりづらくトラブルのもとにもなりやすい。ゲーム内でお金を使う「課金」もそうだ。

「ゲーム会社は課金のお金でゲームを作る人にお給料払ったりしてるんだ。ゲーム会社は何度も課金してもらえるようにいろんなイベントやキャラクター、アイテムを登場させているんだよ。」

ついでに課金のデメリットも伝えた。
・課金はお金を「使っている」という実感が薄いため、エスカレートしやすい。
大人でも1ヶ月で10万円使っちゃう人もいる。

・課金で手に入れたアイテムなどはただのデータで、現実では手に入るわけではないので、何も残らない。虚しい。

こんなこと言う私だが、自分も昔パ◯ドラで1万円使い込んだことがある。
そんな話もした。

1ヶ月の小遣いを全部課金に注ぎ込んでほしくない。大人になってお給料もらうようになって、無計画にお金を使うようになったら、自立した生活ができない。
だから息子との話し合いで課金に使えるお金の上限を決めることにした。
うちは1ヶ月の小遣いが500円だから、半分の250円までは課金に使ってよいこととした。

「課金は絶対ダメ!!」と頭ごなしに否定するのではなくて、お金の勉強するよい機会だと、一緒に話し合える環境に日頃からしていきたい。

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