見出し画像

みんな、ちゃんと生きてるか。

就活死にたい記事を読んでくれた、あの時就活死にたいマンだったひとたち、

みんな元気に生きてるか〜〜〜〜〜〜〜?

お〜い!メールをくれたひとたち、元気に暮らしてるか。
ずっとずっと、心配だよ。なにかあったらまた連絡してね。

私が就活で死を考えていたあの時から、早いものでもう7年になります。ライターになりたいと転職してから、少なくとも5年がまるっと経過していることにも、自分でも驚いてます。そりゃ歳も重ねて腹も出てくるわけですよ。

この間、語り尽くせないくらい、色々なことがありました。
運命の人との出会いと、たくさんの別れ。未熟すぎる自分に真剣に向き合ってくれる会社と人たち。そして幾度となくぶっち切ってきた締切たち(今はなんとか守ってます)。公私ともにぶつかり泣きじゃくって、笑いころげることを許してもらえる環境にいれて、本当に幸せです。

とある業界のライターという仕事柄、九州中のいろいろな働く人と出会います。
安定企業と出世ルートを放り出して、沖縄のベンチャー企業に転職したひと。
九州では有名な、代々受け継ぐ秘伝の味を守り続ける杜氏さん。
30代にして正社員になりたいと、なんとなく入った会社でめきめき才能を伸ばし、今や営業エースになって大活躍しているひと。

そんな人々を見て、話を聞くにつけ、思います。
就活失敗しても、人生詰んだと思わなくてもいいなって。

もちろん、大企業にストレートで入った人は、一生安泰かもしれません。
でも、私の周りにいたそういう子たちは、結構な割合で転職をしているみたいです。理由は知らないけれど、やっぱり色々あるんでしょうね。

現に私も、あれだけ就活失敗した!死ぬしかない!だの大騒ぎしていましたが、しぶとく新卒延長ボーナスを利用して(新卒入社した会社を3ヶ月で転職)、今の会社でなんやかんや満足した社会人生活をおくっています。まあ死にたいと思うことは山のようにありますが、それでも就活で死ななくてよかったなと思えるくらいにはのびのび生き延びています。

就活なんかで、とは言わん。

でもさ、就活なんかで死ぬとか言うな!とは言わない。だって現にどん底まで辛かったのは事実だもん。私も就活で大事な友人を亡くしたので、絶対に「なんかで」とは言わない。だけど、だけど。

就活で失敗したからって、死ぬ必要はない。
社会はもっと死にたくなることたくさんあるよ!
なんそれ、フォローになってないやんと思うかもしれないですが。
(あの時死ななかったから、今こんなに苦しんで辛くて耐え難いんだ、過去の自分のせいだ!って思うこともあったけど。まあ自分がそれでも生きるって決めたんだからいいじゃないって思うことにしてる。)

社会に出てからの方が人生めっちゃ長いな〜、大学生だった自分はなんて未熟で幼稚だったのだろう、と思うことも増えた。そんなんだから就活全落ちしてんだよ、と自省することもできてきた。お給料で大好きなコンテンツに散財することもできはじめて、毎週のように美味しいご飯を食べることもできてる。人生の大先輩から「ちやみだからできる仕事がある」と言ってもらえた。全部全部、社会人になって、苦しみ抜いてきた自分のおかげだ。

わたし35歳には死ぬので。

私の人生は5年更新制です。
ついこの間25歳で死ぬ目標を超えて、30歳で死ぬ目標に切り替わったところ。でも最近は仕事がキツくて嬉しくて、35歳まで生きよっかなと思えてる。自分でも変わったなと思う。

私はいつだって逃げ道がないと、体の中に膿がたまり続けていつか破裂してしまう気がしている。だからどんなことがあっても「ま、おれ35歳でどうせ死ぬし」と逃げておけば、目の前の嫌なことや自分の中の醜い感情はどろどろ垂れ流しておける。極端だけど、私は自分の身を守る方法をそれしか持たない。悲しき獣なのだ。


さて、少なくとも社会に出て6年。
人生は、就活とは比べ物にならない苦しみが待っていると知った。
みんな社会で待ってるよ。死にたくなるくらいの仕事の話をしようね。

希望の話ではなく、あのころよりまだマシって話。

わたしが感じるこの気持ち、全部ことばにするためにいきていく!