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復活の時計台!年末まで入館料無料です!!

札幌時計台がリニューアルオープンしました。

今年の6月1日から5ヶ月間、老朽化した外部改修工事を終え、生まれ変わりました。屋根の色は「赤」に、外壁は白になって、前回より優しい面持ちになりました。

北海道地震で落ち込んだ観光需要回復のために、

なんと!

年末12月31日まで、入館料が 無料 です。

え?入館できるの?

という人のために中はどうなっているのか軽く紹介します。

1階は、時計台の歴史です。
札幌農学校(現北海道大学)からの時計台の歩みや、クラーク博士をはじめとする、外国人教授と学生たちの様子が解説されています。
札幌農学校からは、優秀な人材が多くでました。

作家の有島武郎、無教会派の内村鑑三、小樽に防波堤を作った広井勇、武士道、国際人として活躍した新渡戸稲造とそうそうたるメンバーです。

時計台は、もともと札幌農学校の演武場として、1878年に建てられたのです。
丸太で転がして、ビルに囲まれた現在の場所にきたようです。

アメリカから届いた塔時計を設置しようとしたら、時計が大きすぎて建物に入らなくて、建物を改修して取り付けたエピソードや、大火事になって学生たちが火を消したエピソードなど、塔時計マニアにはたまらないエピソードが満載です。

あと、札幌市と北海道の重要文化財の紹介もありました。

世界の鐘を聴ける装置もあります。


誰も聴いていないので、せっかくなので、全種類の鐘を聴きました。
気がつくと周りには多くの人だかりができていました。
みんな聴きたかったんですね。

2階は、演武場を再現してホールになっています。
ここでの目玉は、時計台と同じタイプの「3867塔時計」が展示されています。
大変緻密な機械時計で、タイムスリップ映画に使えそうと妄想してしまいました。

最後は、インスタばえすること間違いない、クラーク博士とのツーショット撮影ができます。

あと、自動販売機では、北海道の水道水が売ってます。


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