見出し画像

誰でも簡単にできる、時短大掃除テクニックを教えて下さい。

毎年、10月くらいから大掃除の取材が増えてくる。

そのときによく聞かれることは、

「誰でも簡単にできる、時短大掃除テクニックを教えて下さい。
出来れば、世間一般には公開されていない、舛田さんオリジナルを!」

う~とても困る。

時短テクニックは、手を替え品を替え、
だいたい出尽くしている。

そうじブームを作った人だから、それはそれは、すごい技を持っていると信じ込んでいるのか、

「なんかこう、いっさい換気扇のフィルターなど取り外さないで、
油汚れがスパァーっと、取れる方法なんかないですかね」

というありえないレベルの掃除法を期待して、どんどん僕を追い込んでくる。

「そうですね。それは、『奥様は魔女』のサマンサレベルですね」

と返すのが精一杯。

セミナーでも、汚れの落とし方や時短テクニックは喜ばれる。

ギトギトの油で汚れた換気扇の写真をプロジェクターで写して、
つぎに、それがキレイになった写真を写す。

「それで、この換気扇は、どのような特殊洗剤で落としたかというと」

とふって

3枚目に、ビオレuの写真が映し出されると、会場からどよめきが起きる。

そして、最後にネタバラシで、決め手は「お湯」なんですと、

「洗剤+お湯」最強説を語ると、

「へえ〜」がいっぱい貰える。

でも、それは、ググればでてくる情報である。

僕は、いつも、そうじ力の思想を伝えたいと思っている。

大掃除しないと、
来年のあなたの人生が、
あなたの部屋みたいになりますよ!

もうちょっとゾッとしてもらいたい。

「あなたの部屋に、今年一年のあなたが現れている」

これが「そうじ力」である。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?