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日本がっかり観光スポットNo.1の札幌時計台は今見に行くともっとがっかりするのか?

 日本三大観光がっかりスポットの不名誉な第1位に選ばれている「札幌時計台」ですが、がっかりさせ続けながらも、世界中から観光客を引き寄せています。

特に今年の夏は全国的に猛暑なので、北海道の涼しさを求めて、多くの観光客が札幌に訪れ、せっかく来たならばと、時計台を一目見ようと押し寄せてきてます。

行ってみて、何がそんなにがっかりさせるのかというと、

それは、

「写真で見るよりしょぼい」ということだと思います。

ビルに囲まれているので、とても小さくしょぼく感じるのかもしれません。
緑が広がる丘の上にあったなら、もう少し感動するかもしれません。

それでも、連日多くの人で賑わっているのは、写真撮影するためでしょう。

そう!そこは、札幌市、力を入れています。

ベストショットがねらえる場所に、撮影台が設置されているのです。 

ビルに囲まれていたり、交差点の角だったり、なかなかいいアングルで、撮影することができない時計台ですが、そこは、札幌市迷わせません!
撮影台に乗って写せば、美しい構図で時計台を撮影することができます。
さらに、シャッターマンだったかな?
そんな名前の記念撮影をしてくれる親切なボランティアさんもいます。
中国や韓国の観光客が並んで撮影しています。

つまり、インスタばえするスポットなのです。

北海道に行ってきた感満点なんですね。

撮影した人は、SNSに載せ、世界中にPRします。
そして、それを見た人は、北海道に憧れをもってやってきます。
憧れの時計台にやってきて、やっぱりがっかりします。
それでも、ついつい撮影台に乗って、シャッターマンにサポートされて、
SNSにアップしてしまうのです。

恐るべき札幌市。

そんな、時計台ですが、この夏は様子が違います。

なにがって、工事中!だからです。

違いう意味での「がっかり」が待ち受けているのです。

 日本がっかり観光スポットNo.1の時計台を、どんなふうにがっかりさせてくれるのかと、期待して見にいくと、違う意味でがっかりさせられるのです。

つまり、

「がっかり」させてもらえない「がっかり」

これは、なかなか体験できない「がっかり」ではないでしょうか?

 この前も、時計台を通りかかったら、中国の観光客が「あ〜あ」と、
「がっかり」させてもらえない「がっかり」な声を上げてました。

期間限定で、「がっかり」させてもらえない「がっかり」を体験することができます。

時計台をぐるりと囲んだ足場には、時計台に写真がプリントされています。
工事中の時計台をバックにレアな写真撮影もできます。

今年で完成から140周年を迎えた「札幌時計台」
設置当初の機械構造が今も動いており日本最古の塔時計装置として、日本機械学会より「機械遺産」に指定されているそうです。

どのように、生まれ変わるのか楽しみです。

「がっかり」させてもらえない「がっかり」を体験したい方は、
10月31日までです。


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