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日向は孤独な僕を照らす(『日向夏』)



暗い影に 一人寂しくしゃがんで
血の気のない肌だから誰も近寄らない
自分に温もりがないことに気づいて
ふと 一粒の涙がこぼれた

それでも立ち続けなければ
一筋の光を求める限り
輝きたいと重い腰をあげて
僕は戦い続けるしかない

日向は孤独な僕を照らしてくれる
冷たい雨が降り頻ろうとも
フラストレーションも吹き飛ばすほど
陽の咆哮を轟かし続ける

確かめたい 気持ちがある
ステージに立つ 自分の姿を
傷つき育った世間知らずが
耐え凌ぎマイクを握る

明るい気持ちにさせる
力が僕にもあればと思う
Happyにさせる力が
世界を救うことを知っているから

怖いけど 辛いけど
誰かが僕を求めるなら
不完全でも 未完成でも
届ける準備はできているから
届けなきゃ
どんなに孤独になっても
登らなきゃ
どんなに急な坂道だとしても
歌うんだ 歌わなきゃ
声が枯れるまで 歌うんだ

日向は孤独な僕を照らす
この心が空色になるまでずっと
コンビネーションで君と共に歩む
陽の咆哮を轟かし続ける

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