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浅草の朝に酔いしれて 2

 皆さんこんばんは、蒼乃真澄です。

 さて、今回も浅草の街を散歩した様子を描いていきます。この回はいよいよ浅草寺へと向かいます。

・影向堂

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 浅草寺自体は何度か訪れていましたが、普段は混んでいることもあってなかなか周りにあるお寺などの存在まで気がつきませんでした。
 『影向堂』。浅草寺の西にあるお堂で、聖観音菩薩を中心に生まれ年12支守り本村の八躰の仏様をおまつりしているそうです(下記説明を参照)。
「こんなお堂、あったんだ……」が正直な反応でした。

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 見てくると、各干支ごとで与えてくださるものが異なるようです。ちなみにわたしは丑年なので、『福徳と知恵』ですね。福徳も知恵も欲しいですね。

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 本堂です。全体を撮りたかったのですが、お参りされている方がいたので上部だけ撮りました。
 ちなみに写真を見返して気づいたのですが、左端に写っているのは、浅草名物『花やしき』の「スペースショット」です。
 昔の話ですが、家族で花やしきに行ったときに何度か乗った記憶があります。あの柱の周りを囲うように乗車する椅子があり、それに座って頂上まで急加速して登り、急降下する恐怖を味わうアトラクションです。
 高所恐怖症の方は怖いと思いますが、わたしは恐怖よりも愉しげが勝りました。
 もう一回乗ってみたい。

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 手前には池、奥には石橋、そして周りを囲う緑。この構図、個人的には風流が溢れ出る一枚だなあと自画自賛しています。ちなみにあの石橋は、1618年に架設されたものらしいです。400年以上も前からあるとは、恐れ入ります。

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 池を覗くと、こっちを見ている鯉たちがたくさん泳いでいました。日差しが差し込んで煌めく水面と、色とりどりな鯉。まだ浅草寺に辿り着いていないのに、
「浅草来て良かったな」
 と思ってしまいました。

・浅草寺本堂(裏)

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 そして、いよいよ浅草寺本堂です。今回は初めて裏側にも行ってみました。表しか見たことがなかったので、新たな一面を見ることができたなと思います。
 記念に写真を撮ると、御光が差しているような神々しい一枚が撮れました。光ってる……!

・浅草寺本堂(表)

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 本堂の正面です。改めて見ると立派ですね。
 聖観音菩薩を奉安している観音堂で、旧本堂は東京大空襲によって焼失してしまいましたが、1958年に再建されたようです。それ以前も何度も修復、再建されているようですが、創建は628年とのことで、実に1400年ほど前から守られていることになります。これからも大切に守っていきたいですね。
 わたしもお参りをしました。これで、浅草での目的は達成です。

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 少し離れた位置から撮りました。小さい頃はお参り帰りにおみくじを引くことが多かったのですが、今回は止めました。おみくじは誰かがいるときに一緒に引いて、「大吉が出た」とか「大凶だった」と見せ合うのが醍醐味の一つだったりしますからね。一人で引いて大凶だったときの虚しさったらないですからね。

・雷門

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 最後は超有名『雷門』を撮りました。
 奥に見える『仲見世通り』ですが、平日ともあって、開いているお店は半分ほどでした。それでも、少しずつ人が戻ってきているのかなと思います。
 わたしもほんの少ししか貢献できませんが、土産に雷おこしを買いました。浅草は大好きな街なので、頑張ってほしいなと思います。

 
 次回へ続く。


【参照】

・浅草寺ホームページ


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