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言葉を丁寧に使う

「言葉を丁寧に使う」

これは僕が関わる場所の原理原則です。

子どもたちも普段から感じていることでしょう。

僕が場や文脈に合わせて、少し言葉を崩したり、方言を使ったりするのは、意図して行っている動作。
長くいる子どもたちならそこにも気づいているかもしれません。

「言葉を丁寧に使うこと」は、目の前にいる人を大事にすることを意味しています。
あなたのことが大切ですというメッセージです。

「言葉を丁寧に使うこと」は、今ここにいない他者を大事にすることを意味しています。
話している我々は、彼・彼女のことも大切にしているよというメッセージです。

「言葉を丁寧に使うことは、自分自身を大切にすることを意味しています。
今ここにいる自分は変わりのきかない存在、かけがえのない存在であるという自分へのメッセージです。

僕の作る場に来てくれる子どもたちや大人のみなさんが、
これらを感じてくれているからこそ、この場が存立しているのだと思っています。

感じてもらえる居心地のよさにもつながっているかもしれません。

丁寧な言葉を使う、のではなく、
言葉を丁寧に使う。

それがここで実践していることです。


(おわり)





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