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ポール・セザンヌ / メトロポリタン美術館
読書感想文①コペルくん、君はどう考えるかね。
えー、今回紹介したい本は、
吉野源三郎「君たちはどう生きるか」
です。
さて、せっかく皆さんに紹介するのだから、
生半可な本を紹介するわけにはいかない。
この本の凄さの例をあげましょう。
私の中学生の時分には、
中学校の図書室では本棚の横一列に壮観に並んでいて、
それはそれは、良い本なのだろうと思いました。
借りた人は少なかったのかもしれません笑
私の姉が尊敬していた国語の先生が
「読むなら、この一冊」と推していた本で、
当時読んで見たのだが、一気読みだった。
何せ、ちゃんと小さな挿絵が入っていたので、
あまり文字ばかりだと辛い私にはちょうど良い分量だったと思う笑
しかも主人公のコペルくん(これ位はネタバレにならないと思うが、
そこも気にする人はここで読むのを辞めることをお勧めします。)が
キャラが立っていて、愛着がわく。
中学生だけでなく人生に迷った時に、読むのはとても良い刺激になると思う。私は一番好きな本は夏目漱石の「こころ」なのだが、
今回紹介した「君たちはどう生きるか」も懐かしくもあり、奥深さがある名作だと改めて思う。
読書の楽しみは誰かに会うこと。少しませたコペルくんに出会うのも、ちょっと面白い体験だと思う。
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