私が私であるために必要な時間

私は、遅くまで研究室に残りつつ、翌日朝早く研究室に来られる人々が不思議でならない。

最近の私は、余程作業にのめり込んでいる時でなければ、9時過ぎには家に帰れるような時間に研究室を出る。
そこから私は、怠惰に、自由に、思うままに時間を浪費する。

そして私は朝起きてから凡そ2時間後に家を出る。
余程の用事が無い場合は、概ねこのような生活を送っている。

このように生活していると、朝は私よりも早く研究室に来ている同期が過半数で、私よりも遅く帰る同期はいつも数名は居るし、今日に至っては殆どの同期が残っていた。
そして、明日も私よりも研究室に早く来る。

彼らを偉いなと思うし、その生活を維持出来ていることは素晴らしいと思う。

けれども、よくそれで心と身体が持つなと思う。
日々の生活の中で余暇を設けず、家に帰ったらすぐ寝て、朝もすぐに支度をする生活。
彼らに自分のための時間は足りているのだろうか?
自分のための時間や、自分の考えを省みたり、深く考えて落ち着ける時間。

今の私にはそのような時間が必要。
少し前にそのような時間を削って頑張った期間があったが、私は途中で耐えられなくなった。


私はいくら忙しかろうと、一日の中で自分の時間を作れない環境で生活したくない。


論文提出間際になると、流石にこんなことは言ってられなくなるが。

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