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人のための前に、自分のため

社会貢献家の藤中秀樹さんは、顧客の欲求を満たすことを考えるより前に、まず、起業によって自分が追求したいことを承認することが必要だとお話しです。他の人を充たしたいという気持ちは、自分を充たしたのちに成長するからです。

サイコセラピストの近藤裕さんは、ボランティアの例について書いています。
(引用はじめ)
「国境なき医師団」は非営利活動の団体です。戦争や地震などの被害者救済のために現地に駆け付け、医療活動をしています。

この団体に参加している医師たちが、それぞれに語っている動機を聞いて感心しました。その動機は、意外(?)にも、”人のため”よりも、”自分の願望”を満たすため(たとえば、自分以外の国を訪ねるチャンス、そこで自分の専門の仕事を通して達成できる喜びを味わいたい、など)といった動機が強いというのです。

これらの若い医師たちが語る動機に私は納得しました。というのは、私は、”自分のため”に好きなことをすることと、”人のため”にすることとは別のことではなく、一つのことだと思うからです。
(近藤裕、「本当にやりたいこと」を見つける本)

事業を通してご自身は何を得たいのでしょうか。

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