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日記「6月に読んだ本」

月末なので、今月読んだ本を振り返ります。
読書週間と目標についてはここに書いてます👇


先月は2冊読んだので3冊めからカウントします。


3冊目「高円寺純情商店街」ねじめ正一

高円寺駅の近くに住んでいるので、これは必読書!
1989年の直木賞作品です。

古き良き高円寺の商店街にすむ正一とその周りの街の人たちのお話が短編でいくつか入っています。どの話も良かったですが「もりちゃんのプレハブ」と言う話がめちゃくちゃ好きだった。店のお手伝いのもりちゃんがちょっとややこしくてエロい女の人に引っかかる話。

他の話も一貫してそうなんですが。はたから見れば本当にたいした事ない出来事ばっかり笑。でも当時の感覚で、かつ、商店街と言う狭い世界の中では、どれも大事件になっている、なんか半径50mの世界観、その感じがいい。
芸能人のどえらいスキャンダルや、激ヤバ犯罪事件などの話が次から次へと目に入り、麻痺してしまった現代人の荒んだ(?)感性を、優しく癒してくれるような本でした。

義父が言うに、国語の教科書に「六月の蠅捕り網」という話が載っていて、当時面白かったらしくいまだに覚えているといっていました。


4冊目『三体』劉 慈欣

Netflixのドラマがかなり面白かったので読んでます。

文庫本は3部に分かれていて、1冊目で1部が完結します。2部と3部は上下巻で2冊ずつ。
ひっさしぶりの長編小説です。ハリポタしかりゲームオブスローンズしかり、やっぱり長編ストーリーが好きだなぁと改めて感じました。

ただ!私はNetflixを先に観たので、ザクっとした話を理解した上で読んだので割と楽しく読んでましたが。私調べだと、1冊目での離脱率が相当高い。
人物が全部中国名なので、結構こんがらがるし、あと普通に物理の話とか難しすぎて意味わからんところがある。

もし今から読む人がいたら、一言言わせてくれ。わからんまま読んでも話はわかる、1冊目の最後で急に面白さ増すから耐えてくれ!

今は2冊目を読んでいる途中なので、感想はまた今度。


3冊目「住宅ローンは変動で借りなさい」塩澤崇

以前の日記でも触れましたが。マネーリテラシーが鬼低い私でもすらすら理解できたので、おすすめです。

表紙に書いてある「マイナス金利解除に対応!」が逆にビビらせてきますよね。わかりますよ。お恥ずかしいですが、そのマイナス金利解除が何を起こしてるのかよく分からんレベルでした。(🥴😅🥹)
作者が想定しているレベルに達していないんじゃないかと、思っちゃいますが、ほんと大丈夫なんで、ぜひ。

そして、家、どーしよかなぁー。


おまけ
オーディブル2冊目

本屋大賞の成瀬シリーズ2冊目ですね。
1冊目は紙の本で読みましたが、かなりさくさくリズム良く展開されていく印象だったので、これもしかしてオーディブルで聴くのに最適なのでは?と思ってチャレンジ。(前回オーディブルで心理学の本を聴いてイマイチうまく聴けなかった)

ほんと、ラジオのエピソードトーク聴いてるみたいで、めちゃくちゃいい。
早朝の授乳時間に、オープンイヤーのイヤホンをつけて聴いて、有意義な時間でした。

ただ、オーディブルはやっぱり本との適性が問われるので、うーん、来月も続けるか悩ましいなぁと思ってます。


では!

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