子持ち主婦が公務員を志したきっかけ

【子持ち30代パート主婦が、倍率20倍の公務員試験になぜ合格できたのか？】

別記事で合格の秘密を販売していますが、こちらでは合格するまでに考えてきたことなどを、連載的にお伝えしていこうと思います。

現在パートや専業主婦で、正社員に戻るのが難しい。
でも正規で働きたい。
そんな女性は少なくないと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです！

業種・職種もバラバラでパートを経験

それまでパートを転々としていた私が、公務員を目指したのは
「子どもが成長したあとの不安が大きくなった」ことが大きなきっかけです。

私は大学卒業後、金融機関で２年半正社員を勤め結婚・退職。

夫はだいたい2年ごとに転勤があったため、正社員は諦めて、パートを転々としていました。

当時はまだ若く、いろんな仕事をしてみたいという思いがあり、
転勤の度に業種・職種バラバラでパートをしていました。
（この時業種や職種がそろっていれば、正社員としての道も多少は拓けたはずなのですが知る由もなく…）

その間子どもを２人出産しているので、専業主婦期間もあります。

正社員経験が短いため、もう少し働きたい欲はありましたが、

・子どもが幼く、もっと一緒にいたい
・夫が仕事で忙しい
・両家の両親は遠方で頼れない

などの理由から、家事育児は自分しかできないと諦めていました。

自分には何が残るのかがわからなくなった

しかしある日ふと、

「子どもは親から離れてしまう日がくる。
その後の自分には何が残るのだろうか？」

と思うようになりました。

当時知育ママだったので、一生懸命子育ての本も読み漁り、経験はたくさんさせてあげようと頑張っていました。

パートも一生懸命やっていました。

しかしパートで家庭と両立しやすい分、やはり責任ある仕事はさせてもらえないため、やりがいという部分では物足りなさを感じていました。

子どもが大きくなって落ち着いたときには、自分は得意なことも、やりがいもなく生きているのではないかと考えると怖いなと感じ、正社員を目指すことを決意しました。

とはいえ、土日祝は休みで、子育てに理解のある職場で、
自身も経験がありやりがいを感じる職場となると、正社員の枠で探すのはかなり難儀です。

もう30代でしたから、年齢的にもどうしよう…と悩んでいました。
そんなある日、大学時代の同級生と偶然再会し、話しをしたことが公務員試験受験のきっかけになります。

次回へ続きます。