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ドラゴンホーンの女( 女子力の話 Part2 )



ルーニー・マーラのリスベット。もう9年前の映画なんだね。本当に可愛かった。

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ルーニー・マーラ版リスベットに関していえば…


「こういう女性、大抵の男は苦手かもしれんけど俺は分かるぜ、俺だけは好きだぜ」


と、大抵の男共に思わせたところが勝因だ。キャラクターの内面的な造形は置いといて、見た目的には、吉岡里帆のキツネよりも、あざといビジュアルだよ、実のところ。


なのに、どんぎつねは女性から反感を買い、リスベットは性別問わず賞賛される。分からんものだ。分かりやすくあざといよりも、ユニセックスでパンキッシュと見せかけて実は可愛いなんて方が中毒性高いのに。


この件、話しだすと長くなる。改めて別投稿で書いた方がよさそうだな。タイトルなんだっけ。女子力だ。



少し前に女子力のことを書いた。


リンク先、わざわざ読んでいただくのも申し訳ないので要約するとですね…


とある現場で一緒に仕事した美人MCダーヤマさんに女子力の一端を見た気がしたよ。女性は他人にカワイイと言われるためでは無く、自分の気持ちをあげるために、己がカワイイと思うモノやコトに身を置くのではないかな(キリッ)。スッゲ!ダーヤマさんスゲエっす!!ウェイウェイ!!



とか、大体そんな感じです。
僕の文章、安い。


分析といえるほどのものでは無いし、大した話は書いてない。そもそも僕の note に書いてある事は押し並べて大したことではないのだ。ごめんよ。


謝りつつも話は続ける。


物心ついたころからモテたくて仕方なかった僕は、その反動で常日頃、女子力に思いを馳せて、そのついでに写真を撮って生活している。そして、またもや女子力の一端を見たので、とくに頼まれてもいないのにその話を書く。


女子力ダーヤマの一件があったのと同じ場所で、女子力ダーヤマと同じ事務所の女性MC。名前がオカダなので、ここではオカダと呼ぶことにしよう。


小作りな可愛い女性だ。小作りで可愛くてパーティー好きでDJもする。アナログで豪快に振り回す。


最近はヨガの講師もしてる。「食べて、祈って、恋をして」みたいだな。あの映画見てないけど、そんな感じかもしれない。違うかもしれない。


YOGAでDJでMC。こう書くとウェイ系みたい。ある界隈ではこの手の人は薄っぺらく書かれることが多い。ウェイウェイ言ってるだけみたいに描かれる。テナガザルじゃあるまいし、人間、そんなに単純なはずは無いんだけれど。


作者が、苦手だったり嫌ってるであろう人種のことを、ステレオタイプに逃げず、キッチリ掘り下げて書いてる作品って大抵面白い。映画でも小説でも。


また話がずれた。これも話しだすと長くなる。別の投稿で書こう。そういえばオカダのこと忘れてた。


オカダと仕事してる最中、急に喉がおかしくなったんですよ。僕の素敵な喉が。


そういう時はMCに相談するに限る。しゃべりのプロですから皆さん何かしら持っているものです。当然の流れとしてオカダに尋ねる僕。



そしたら彼女が「ごめん、これしか無いけどいいかな?」って龍角散出してきたのね。背筋が凍りましたよ。龍角散のど飴ならまだしもオリジンの方ですよ。





※参考画像:龍角散

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背筋が凍りましたよ。

1ドル札まるめて鼻から吸えとでも?



そもそも勝手なこと頼んでんのは僕の方だ。文句言える立場では無いのです。


でも、つい最近、女子力ダーヤマに感銘をうけたばかりですから。ついついオカダに説教してしまったよ。いかにダーヤマが女子力の塊か、持参のポストイットがミッキーなんだぜ。色も3色あるんだぜってね。



仕事を終えカメラバッグの所に戻ると、先に帰ったオカダがこんなメモを残してた。


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ありがとうオカダ。
背伸びするなよオカダ。
こんなの君じゃないだろうオカダ。



俺が言い過ぎた。
と言うか何も分かって無かった。


きみは「龍角散の女」だ。


ウェイウェイしてそうに見えてバッグの中には龍角散。カテゴライズが容易などんぎつねより、余程したたかにあざといよ。そんなギャップに男たちはバタバタと倒れるのだ。龍角散の女が通ったあとは死屍累々の惨状だ。


男って馬鹿だな。台風が来ようかって時に俺は何を言っているのか。いくつまで生きれば賢くなれるのですかね。

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文とトップ画像:マスダヒロシ

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