見出し画像

原体験が経験に紐づくことが増えた30代中盤の話

前段

円安による影響でさまざまな物事の移り変わりがありますね。
(話しはじめヘタか)

・たくさんの出来事が起こるからついていけないって感じてる人
・ついていけない人のしわ寄せで仕事増えてるなって人
・ついていこうと必死な人(近くにはいない気がするけど)

私は「自分がやるべきことをやり続ける」ってことを軸に置いてます。
そんな前置きはさておき・・・

生活していて何か出来事があった時に、
はっ!!!これはあの時の!!!)
って思うこと(これ原体験って言うのかな)が最近増えてきた気がします。

そんな(はっ!!!これはあの時の!!!)をまとめました。


case1.ちっぽけなこと言うなよ

2017年に現職へ入社した時、当時役員をしていた方に仰って頂いた事が、
「この会社で1番を目指すみたいなちっぽけなこと言うなよ」でした。

その時の私は「セールスとして数字で1番取るなんて当たり前」的な、
そんなニュアンスで捉えていましたがいま考えたら多分全然違うくて笑
「そんな小さなスケールで物事考えるなよ」
がおそらく正解だったんだと思います。

これ、最近の行動指針になるシーンがとっても多いです。
目先の仕事がちょっと増える、明日の予定がパンパンになる、etc…
そんなちっぽけなことを考えてもっと大きいものを取り損ねないようにしないとなーと思ってます。


case2.すっごい良い経験してるぞ

これも同じ方に仰っていただいたことなんですが、、、
私の仕事には<納品>という、
(ざっくりいうと)お客様が運営する店舗に伺って我々のサービスを
設置したり使い方のレクチャーをして帰ってくる業務がありまして、
結構な確率で新店舗オープン時にお伺いを立てることが多いです。

何の気なしに行なっていた納品作業の帰りにオフィスへ戻ったある日、
(だいたいの確率で非常階段でタバコ吸ってる時)

「だってお前ら、売れる店と売れない店の特徴が事前にわかるわけだろ、
すっごい良い経験してるぞ」
と仰っておられました。

当時は眼前のタスクに気が滅入りスッと入ってこなかった言葉ですが、
いや捉え方素敵すぎるだろと。おいおいおい、と。素敵かよ、と。
5年経ってようやくその価値がわかってきました。

いちメーカーでしかなかったのが今じゃあ提案ツールもたくさんあります。
もっとお客様に入り込んで考えること、もっと注意深く周囲を見ること、
それで失うであろう少しの時間より得る経験値や人と人の関係値の方が、
よっぽど人生において(仕事においてだけでなく)大切だと思うようになりました。


他にも書きたいことがたくさんあるんですが
ほぼ夜のことになってしまうんでまずはここまで。

会話の機会が減っている昨今の世情ではこういう経験も減るんでしょうか。
きっと自分にとっての行動指針や価値を見つけるヒントがそこにあるから、
フワッとしてる方には今の自分なりの軸を作ってほしいなと願う日々です。
自戒の念を込めて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?