見出し画像

電動昇降スタンディングデスク E8 Bambooレビュー

スタンディングデスクのPR依頼が来た

スタンディングデスクをご存知だろうか?立ったまま仕事ができる机として、ビジネスパーソンに密かな注目を集めている。筆者も以前から関心があり、机の上に置ける「卓上スタンディングデスク」を購入した。

画像1

イメージ画像:FlexiSpotM17MBより転載

このように机の上に載せて、手動で高さを調整する。筆者はフリーランスなので仕事場として個室のコワーキングスペースを契約しており、備え付けの机がある。そこで大きさを合わせてFlexiSpot社の製品を購入して利用している。メリットしては「安い」「既存の机を活かせる」という点、デメリットは「手動で高さ調整するのが面倒」「見た目が微妙」である。購入からしばらく経ち、同社の製品自体には満足しているが、コワーキングスペースに付属する机の幅が狭いなど、若干の不満もあった。

ちなみに立ったまま仕事をするのは、ディープラーニングでおなじみのトロント大学ジェフリー・ヒントン教授がいる。腰痛なので座ると体が動かなるそうで、常に立ったまま研究をしているそうだ。当然飛行機には乗れなので、自分の会社の買収先を中国ではなくアメリカの会社にしたかったらしい(詳しくは書籍「GENIUS MAKERS」にて)。ヒントン教授ほどではないにしろ、IT業界で働く人は腰痛持ちも多いので、その点でもスタンディングデスクはオススメである。

とはいえ、スタンディングデスクを購入するタイミングを逃していたところに、FlexiSpot Japan様よりレビューのご案内をいただいた。というわけで、今回紹介するのは電動式スタンディングデスク E8(竹天板)である。

画像2

イメージ画像:商品ページより転載

商品の特徴を説明すると

①丸型フレームでユニーク、安全性が抜群!
②ライフスタイル転換:座ち立り繰り返し、より健康的に作業ができ、集中力UP!
③竹天板は環境にも優しい素材を使用、耐久性・抗菌・脱臭効果が抜群!
④昇降だけではなく、追加機能もあり:セーフティモーション(障害物検知機能)、ロック機能、メモリ機能!

となる。

現在使っている卓上スタンディングデスクより一回り大きく、IT業界で働くフリーランスとしては必要にして十分なサイズである。また、レビュー依頼において、事前に製品のサイズやオプションなども選択出来る親切設計である。さらにオファーがあった時は書籍の執筆で多忙だったが、締切後の商品到着とレビュー掲載としてもらい、こちらの事情にも配慮いただいた点を付記しておく

製品の到着と組み立て

指定日に佐川急便で荷物が届いた。事前にサイズは把握していたが、実物を目にすると思った以上に大きい。そしてずっしりと重い。事前に到着日を指定してから良かったものの、不在だったら佐川急便のおじさんに大変申し訳ない大きさと重さである。さらに届け先がタワマンの高層階だったり、エレベーターがないアパートの上位階だったら、チップを払わないと申し訳ないレベルである。筆者は1階の玄関で受け取ったものの、部屋まで運び入れるにはかなり手間だった。成人男性が一人で運ぶのは危険(主にぎっくり腰的な意味合い)なので、必ず成人男性二人以上か、一人なら箱から中身を取り出して少しずつ運ぼう。なお、箱にびっしりと部品が詰まっており、梱包テクニックも相当に工夫されている。この点は同社のノウハウを感じる。

開封前(切り取り済み)

こうして部屋の床に置くと、大きさがわかるだろうか?わかりにくい人のために、本を置いてみる。

開封前と本(切り取り済み)

一般的な技術書だが、だいぶ小さく見える。そこで別の対象物と比較してみよう。

机と人形(切り取り)

トルソー(マネキン・約160cm)を並べてみる。梱包材や他の部品もあるが、組立前に一定のスペースを確保すべきだとわかるサイズだ。
 
ここから組み立てになるが、必要な工具は穴開きボルトを締めるL字型のレンチのみ。もちろん同梱されているので準備は不要。準備するのは開封するカッターナイフぐらいだ。気になる人は軍手があると良いだろう(もっともパーツの端は安全に処理されているので、手を怪我する可能性は低い)。ただし、組み立ては成人男性1人でも無理ではないが、極力2人で行うことを推奨する。なお、重い部品もあるので安全を考慮すると、女性にはオススメできない。しかし筆者には友達も知り合いもおらず、一人で頑張って組み立てるしかないのだが。 

組み立て手順は同梱のマニュアルがあり、全6ステップなのでガンプラと比べれば圧倒的に少ない工程である。IKEAの家具が組み立てられる人なら、余裕だろう。注意点としては前述の通り箱が大きいので、広いスペースを確保すること。間違ってもベッドやテレビが置かれた6畳ワンルームで組み立てないように。あわせて、ボルトは仮止めしておこう。

ボルト(切り取り)

このようにボルトを複数箇所を止める時に、最初からキツく締めると後から微調整できなくなる。最初は軽く締めておき、取り付け位置が決まってから再度締め直すのがベストだ。ボルト締めは安全性に直結するため、きちんとやっておこう。なお、レンチを回す時に他の部品と干渉しないように設計されているなど、ユーザーフレンドリーさが伺える。また、途中で天板を取りつける段階で足を持ち上げたり、机を立たせる工程があるが、結構重いので注意してほしい。

本製品は電動式なので配線が必要になるが、ケーブルがたるまないようにカバーも付属している。いちいちケーブルをまとめて固定する手間がかからず見栄えもきれいになるので、ありがたい。筆者はレビュー用に写真撮影やメモを行いながら一人で組み立てたので、1時間程度かかった。普通に組み立てれば、1時間かからない程度で完成するだろう。 

見た目と使い勝手 ​

完成とノートパソコン(切り取り)

完成した机にノートパソコン(Surface Laptop 2)を置いてみた。デザインとしてはシンプルで飽きが来ないので、どんな部屋でも合わせやすい。オプションで天板の形(長方形 or カーブ)、支柱の色(白 or 黒)、サイズなども選択できる。そして本製品の最大の特徴である、電動による高さ調整を見てみよう。

一番低い位置

再度トルソー(マネキン・約160cm)が登場したが、一番低いと60cmなのでひざから太ももぐらいの高さとなる。

一番高い位置

一番高くすると125cmなので、胸から首あたりとなる。チェ・ホンマンやアンドレ・ザ・ジャイアントでもない限りは問題なく使える高さであり、調整すれば小学生でも大丈夫だろう。

そして本製品最大の特徴が電動式の昇降機能なのだが、コレがすこぶる便利である。実際に手動式の卓上スタンディングデスクを使う身としては、一人で仕事をする時は立っているが、打ち合わせでは座るという使い方になる。用途に応じて高さを変更できれば、集中力の持続や気分転換になるし、腰痛防止にも役立つ(気がする。医学的根拠はさておき……)。とはいえ、手動による高さ調節はとても面倒なのだ。毎回「これぐらいの高さかな?」「いや、モニタの高さも調整して」「でも首に違和感が」という高さ調節のの苦労しているが、電動かつ自動かつリモコンによる昇降機能をそなえた本製品はそんな煩わしさから開放してくれる。特にメモリー機能が便利で、立つ時と座る時などの高さを設定すれば一発でOKだ。さらにリモコンモニタに数字も表示されるので微調整も楽なのは、大変よろしい。

机とリモコン(切り取り)

今回は天板の下にリモコンを取り付けたが、取り外しは自由なのでケーブルがつながっているれば机の上でも下でもどこでもOKだ。


さらにリモコンにはUSB端子があるので、スマホの充電などにも使える。机の上にケーブルが散乱しないし、USB端子付きのモニタは結構高いしわけで、なかなかにありがたい機能だったりする。

モニタとノートPC.(切り取り)JPG

実際にこの机で仕事をすると、どうなるのか?23インチのモニタと13インチのノートPCを並べて置いてみたが、かなり余裕がある。資料なども見ながら作業する場合を想定して、本と書類(A4)を置いてみる。

全部のせ(切り取り)

ノートPCとモニタと本と書類を置いても大丈夫なので、イナバ物置並に懐が広い。昨今は利用者も増えている4Kモニタなら32インチが相場だが、それでも余裕があるだろうし、デイトレーダーのような4枚ディスプレイでもいけるだろう(本製品の耐荷重量は125Kgだが、バランスを取りつつアームの固定をしっかり行うこと)。直接は試せなかったが、複数名で資料を広げながら作業しても問題ないはずだ。

リビングでも会社でも使える!?

本製品は仕事用かつ個人による運用を想定していたが、大きさや使い勝手を考えると、リビングでも良い気がする。普段はお父さんがテレワークで使いつつ、奥様やお子様が使うタイミングで高さを調整してもいいだろう。これが手動だと、女性や子供が高さを調節するのは重くて大変だが、リモコンがあるので安心である。テレワークで郊外のそこそこ広い家に引っ越した人なら、置くスペースもあるだろう。だが、デスクを移動させることもできなくはないが、かなり重量がある。足底に傷防止パッドはあるものの、移動には成人男性が二人で持ち上げる必要がある。DIYでキャスターを付けるなどの方法もあるが、メーカーとして推奨される使い方ではないので安全については利用者が十分に配慮すべきだ。

また、会社でも使えるサイズと機能を備えている。徐々に全面リモートワークから徐々に出勤回数も増えているが、会社によってはオフィスを解約したり、レイアウトが変更されている。これは全員が常に同じ場所で仕事をする体制から、よりコンパクトなオフィスやフリーアドレスに移行した会社もあるからだ。そこで役立つのがスタンディングデスクである。フリーアドレスのスペースに置けば、立って仕事をして集中力の維持や気分転換ができる。打ち合わせや休憩スペースに置いておくと、立ったままミーティングができる(立ったままなら時間がムダに長引かないのも利点だ)。また、立ったままでもミーティングにはノートPCやタブレットや書類は必要なわけで、適度なスペースのスタンディングデスクがあれば、思いついた時にちょっとした打ち合わせができる。社員には身長差もあるので、都度高さを調整すれば背が高いor低い人にも優しい多様性に溢れたSDGsなデスクとなるだろう。

気になる点

このようにナイスな製品なのだが、気になる点もある。やはりお値段的には78,100円~(送料無料)なので、個人で購入するには少々お高い。もっとも夫婦どちらもテレワークだったり、デュアルディスプレイのITエンジニアなら、これぐらいの大きさと機能は必須だろう。夫婦二人も子供も使える用途も想定すると、決して高い買い物ではない。また、会社でも購入するなら、10万円以内なので消耗品扱いとなる。経理としても資産計上や減価償却を考慮する必要がないので安心だ。福利厚生の一環として、社長にお願いいしたい逸品と言える。あとは重さである。頻繁に動かさなければ問題ないが、便利であるがゆえに色々な用途が思い浮かぶので、やはり動かすのが楽な方がいい。とはいえ電動という利便性とトレードオフなので、難しいところなのだが。

まとめ

以前からじわじわ話題になっているスタンディングデスク。テレワークの普及によって在宅で仕事も増える中で、通勤による運動が減ってずっと家の中で座りっぱなしでは健康に悪い。こうした状況の中で、立ったまま仕事をして集中力を維持して、気分転換もできて、腰痛も予防できるスタンディングデスクはオススメの解決策である。とかくIT業界人は座りっぱなしで動かないのは、体に悪い。目線や腰や首や角度がおかしくなると、後々になって体を痛めてしまう。将来に発生する治療費や生産性の低下を考えると、投資的な意味合いで本製品を購入するのも立派な備えと言えるのではないか。「IT業界で働く人は椅子にこだわる人も多いが、スタンディングデスクに注目しても良いのでは?」と思う今日このごろであった。

追記

・追記
11月26日から11月29日までの期間中、公式サイトで商品を購入すると、3つのキャンペーン特典があります。

・全額返金
・Nintendo Switchリングフィットアドベンチャーセットプレゼント
・スクラッチ抽選券

キャンペーン期間とリンク先は下記となりますので、ご注意下さい。

Amazon:2021/11/26(金)9:00~2021/12/02(木)23:55
FLEXISPOT公式サイト:2021/11/26(金)0:00~2021/11/29(月)23:59

#PR  本記事はFlexiSpot Japan様のプロモーションを含みます。

note記事が気に入ったら、Twitterアカウントをフォローしてください! Twitter : https://twitter.com/maskedanl