より良いデモテープの作り方(プロミュージシャンを目指す方々から良くあるQ & A)
作曲家のmasixです。
今回はプロを目指すミュージシャン達から特に良く聞かれた質問を書いていきたいと思います。
テーマはこちらです。
Q.デモテープってどうやって作れば良いですか?
この質問がとても多いです。
作り方、というよりもどのくらいの温度感で作ったら良いのか?という事だと解釈しています。
A.
もちろん目指す提出先やクオリティによっても工程が変わってきます。
例えばバンドの場合、仲間や周囲の人に聞かせるだけであれば宅録でも大丈夫です。
DTMならドラムは打ち込みでも自分の表現したい雰囲気は伝わるようにしましょう。
ライブハウスの審査やオーディション用であるならスタジオで合わせたものが良いでしょう。
レコーダー等はスタジオが貸し出しを行なっている場合も多いです。
もちろんレコーディングされた音源があればそれが1番です。
音楽系の事務所に送るときは、できればレコーディングスタジオを使いましょう。
特にドラムはレコーディングエンジニアに依頼をして録るのがベストです。
ボーカルも出来ればレコーディングスタジオが好ましいですが、コストかけられない場合は最低でもコンデンサーマイクでしっかり録りましょう。
こちらもリハーサルスタジオで貸し出しを行なっている場合が多いです。
ギターやベースは宅録でも大丈夫です。
ただ、最終的にミックス、マスタリングは必須です。
自分で処理を行うにはかなり専門的な知識が必要なのでミックスエンジニアを探して依頼をするのが1番安心です。
デモテープの段階で落ちるのは、大体ミックスやマスタリングがしっかり施されておらず、音圧が足りなかったり、音量のバラつき、音質の悪さ、が見られる場合が多いです。
どうしてもしっかり処理されている音源と比べて劣ってしまうことがありますので、それではせっかくの機会が台無しになってしまいます。
デモテープであれ、企業への提出用であればしっかりとミックス、マスタリングまでは頑張って完成させましょう。
コストを1番割くべきところはここです。
無料配布のCDや、YouTube等のSNSに載せる音源も同じです。
ミックスとマスタリングはしっかり施しましょう。
ソロのシンガーソングライターや、作曲家を目指している方も基本的には一緒です。
提出先のハードルが高いと感じるならば、工程の一つずつしっかりクオリティを意識して作りましょう。
この辺の詳しい内容、レコーディングやミックス、マスタリング等のお話はまたこのnoteで更新して行きたいと思いますので、気になる方はフォローをして頂ければと思います。
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