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抽象化問題

今日は抽象化問題。
抽象化問題とは、具体化されたものから共通点を見つけ出し、抽象化(グループ化)する問題である。

以下の情報から共通点を洗い出し、仮説を立てよ
[チーズダッカルビ,チーズホットク,パンケーキ,タピオカ]

これらの共通点を出してみる
・海外から輸入され爆発的に流行った。
・新大久保や原宿など若者に人気の町にある。
・snsで投稿される頻度高い(栄えるみため)
・新しいもの
・女性がよく買う
・その商品に特化した専門店がある
・屋台がある

では、ここからどのような仮説が立てられるか。

・女性がよく買う
・新しいもの
・海外から輸入され爆発的に流行った
→女性は新しいものや流行に敏感

・屋台がある
・女性がよく買う
・若者に人気の町にある
→その商品を持って食べ歩きすることがファッションの一部になる

・若者に人気の町にある
・海外から輸入され爆発的に流行った
・sns手間投稿される
→あまり馴染みのないものは若者を中心にsnsで拡散されやすい。

このような仮説が立てられる。抽象化問題はビジネスではこのように利用されるようだ。上記以外にも様々な仮説が立てられるので、考えてみて欲しい。

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今日は短かったので、マーケットイン思考についても記録しておこうと思う。

マーケットイン思考とは、消費者の声を聞いてそれを基に商品を作ることである。今は闇雲に性能の良い商品を作るより、この考え方で商品が作られることが良いとされている。

しかしマーケットイン思考には落とし穴がある。

それは、イノベーションが生まれにくいということである。
顧客は既存のものの改良を求める。企業がそれを鵜呑みにし続けると、斬新な新しい考えが生まれない。
つまり、顧客の声を鵜呑みにしすぎず、抽象化して新しいアイデアを生み出すのが1番良いのである。

例えば、t型フォードという車が開発されたとき、顧客はもっと早く走る馬車が欲しいと答えたそうだ。
この考えを鵜呑みにすると、馬車を改良して、馬に引かせるだろう。

しかし、「もっと早く走る馬車」というものを抽象化かすると、「もっと早く移動したい」という欲求になる。

これを基に、馬車から脱却し、車というt型フォードを開発したのである。
抽象化はここにも役立っていた。

ビジネス思考って深いなとしみじみ思う。

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