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英国ましロードを作るたび 序章

はじめに


英国ましロード 全行程

2023年5月24日から29日にかけて、真しろは、「英国ましロードを作るたび」に出る運びとなった。この旅は、真しろの英国修行において、最も大きな挑戦となりえる。なぜならこの旅のほとんどは1人だからだ。日本でもあまり一人旅をしない真しろの新たな挑戦が今始まる。今回は、旅を目前にひかえ、どのようなルートで旅が進むのかや、意気込みについて書く。


2 旅程


まず、24日の夜、修行場のあるエセックスからロンドンへ向かう。そんな時間にロンドンに行って何をするのかというと、夜行列車に乗るのである。


夜行列車で向かうのはスコットランド第1の都市、グラスゴー。5月25日は、グラスゴーのオプショナルツアーに参加してゆっくり過ごす。


5月26日は大移動の予定。まず、グラスゴーの中心地から電車とバスで、Cairnryanという港へ移動。そこから、北アイルランドの首都、ベルファーストへフェリーで向かう。ベルファーストでランチの後、トランスリンクという国際列車で、アイルランドのダブリン。その日はダブリンで宿泊する。つまりこの日は、スコットランド、北アイルランド、アイルランドと、3つの地域に行くことになるのだ。


5月27日はこれまた大移動の予定。朝、早起きして、ダブリンの港からフェリーで、ウェールズのホリーヘッドという港町へ。その後、電車でLiverpoolへ向かう。そして、世界で初めて鉄道が敷かれたと言われているリバプール、マンチェスター間を電車で移動。そこで知人と合流予定である。この日もアイルランド、ウェールズ、イングランドと島々を移動する形になる。


5月28日から29日にかけてはManchesterで過ごし、29日中にロンドンを経由して旅は終了する予定だ。


3 旅の目的


今回の旅の目的は以下の5つ。

・    英国の地理の一端を理解しよう。

・    海外一人旅という念願のチャレンジを楽しもう。

・    「鉄道のふるさと」、英国の電車を楽しもう。

・    英国の知人と交流しよう。

・英国を構成する島それぞれの雰囲気を感じよう。

4 「安さ」を重視


今回の旅で交通機関のチケットやホテルを押さえる際に重視したことは、「安さ」である。しかしこの「安さ」とは、cheapという意味の安さではなく、safeという意味の「安さ」だ。日本語では同じく、「安」という字を使うのだから、「安さ」であることに変わりはない。


英国の鉄道旅は、日本よりもお金がかかってしまう場合が多いため、節約できる物はしたほうがいい。ホテルも安いところに泊まったり、食費を節約したり……。しかし、今回はなによりも初挑戦の海外一人旅。どれだけ節約しても、楽しめなかったり、危ない橋を渡ってしまったりしては危険が伴う。そこで、多少お金はかかっても、安全に楽しく旅ができるように、ホテルは駅の近くにしたり、食事の時間をきちんと確保したりというようなことにこだわった。とはいえ、travelにはtroubleがつきもの。きっとたくさんのハプニングが待っていることだろう。


5 意気込み



一人で海外の鉄道旅をするのは修行の最後にどうしてもやりたかったことの1つだ。いよいよそれがかなうということで、プレゼントを開ける前の気分だ。どんなときも安全第1を心がけ、かけがえのないお土産を持って帰りたい。そしてもしこの旅が成功したら、きっとこれからの人生という旅への大きな自信になるだろう。英国ましロードがどんな道になるかは誰も知らない。

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