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這い上がる

私は完全に地の底に落ちてしまった。

どうして…どうして…
こんなことになってしまったんだろう…

この思考がぐるぐると駆け巡る。
その思考が無駄なものだと分かってはいても。

その理由を語れば、
もしかしたらスッキリとするかもしれない。
読み手としても何のことを話しているのか分かれば、そちらの方が読みやすいに決まってる。

でもまだ話すことを怖がっている私がいる。

先日やっと打ち明けたかった親友に話せた。

直接声に出して伝えるのはまだまだ辛く、
申し訳ないけれどLINEでざっくりと伝えた。

負担になるかもしれないとの迷いもあったが、
彼女は変わらない優しさで受け止めてくれた。
私の落ち込みと悲しみと、その事実を。

直接的な内容を書いているわけでもないのに、
私はまた今泣いている。

普段通りに暮らせていたとしても、
私の心は未だ癒えていないことが分かる。


でも普段通りでいなくては。
前を、上を向かなければ。
動かねば。
夢中にならねば。

焦る。

焦る。

孤独な闘いが苦しい。

Instagramを開いてみれば、
喜ばしい報告がたくさん溢れている。

それはとても喜ばしいことで、
一緒に喜んであげなきゃいけないのに…

私には出来ない。


やめてくれ…

やめてくれ…

やめてくれっ!

来るな…来るな…

幸せを押し付けないで…!


Instagramを辞めようと思った。

でも、結局辞めずにいるし、
飛び込んでくる情報が怖いのに
それなのに時々開いてしまう私は、
結局SNSに依存しているんだと実感する。

色んな気づきが、
今の私をより弱くさせる。小さくさせる。

それでも、這い上がりたい。

日々を充実させたい。

生活サイクルが完全に無茶苦茶になっている。
今日なんて朝の7時にやっと寝たんだ。

まずはそれを元に戻そう。

そこからだ。


どうして…と死にたいと思ってしまった。

でも、朝起きて陽を浴びたら、
考えも変わるかもしれない。

それに、死ぬ勇気なんて、本当は無いんだ。


今夜は早く寝て、
そして明日は早めに起きて、
顔を洗い、掃除をして、
届くであろう本を読もう。
散歩に出るのもいい。

そして落ち着いたら
鎖骨下まである髪をバッサリ切ろうと思う。

私は単純な人間だから、
それだけで少しずつ這い上がれる気がする。


しばらくは憂鬱な文章が続くかもしれない。

でも、またここに戻ってこようと思う。

這い上がる勇気をもらうために。

這い上がる過程を見てもらうために。



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