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MASHIROICHI通信vol.3〜言葉にするのは難しいほどの☆5つ映画『グリーンブック』

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ここは私ましろが好きなものだけを
紹介し、提案する市場。

その中で新たな出会いや繋がりを
読んでくださるみなさんにも感じてほしい🪐

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今週いかがお過ごしでしたか?

私は先週今週とメンタル面での落ち込みや
心ってここにあると感じるほどのモヤモヤや
苛立ちとかも感じていました。

1年365日あれば、
そんな14日間くらいありますよね、きっと。

それをコミュニケーションを深く取ることで
少しだけ乗り越えたんです。

はぁ、吐き出してよかった…


そんな夜に映画を観ました。


『グリーンブック』(2018)

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あらすじ

時は1962年。ニューヨークのナイトクラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は腕っぷしはもちろんハッタリも得意で、ガサツで無学だが、家族や周囲から愛されていた。
ある日、トニーは「神の域の技巧」を持ち、ケネディ大統領のためにホワイトハウスで演奏したこともある天才ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)のコンサートツアーの運転手として雇われる。まだまだ人種差別が根強く残る時代になぜか、黒人にとって制約と危険の多い南部を目指すシャーリー。
粗野で無教養なイタリア系用心棒と、インテリな天才黒人ピアニストという何もかも正反対な二人が、黒人用旅行ガイド〈グリーンブック〉を頼りに、ふたりはツアーへ旅立った──。

2019年アカデミー賞で
・作品賞
・主演男優賞(ヴィゴ・モーテンセン)
・助演男優賞(マハーシャラ・アリ)
・脚本賞
・編集賞
を受賞。


ジャンルは、実話ということもあり、
ヒューマンドラマやちょっとしたコメディ。

観ている間から、もうこの映画は最高だ、
と感じずにはいられないし、
人生のTOP5に入るくらい素敵だった。


でも、この映画の感想を
どう言葉に表したらいいのかが難しい。

時代背景から"人種差別"が絡んでいるのは明白で、確かに彼らが旅をする中でのキーポイントにはなっている。

だけど、ただそこだけに収まることのない、
彼らの人間味溢れる姿が愛おしく思える。


トニーはイタリア系のすぐ手を出しちゃう、
口も出ちゃうヤツだけど、ユーモアもあるし、色んな理解が実はある。

ドクは黒人の音楽家として素晴らしい才能を持ち、黒人差別に対して音楽を通じて動いている。品位を大事にしている(雰囲気はお高く止まっている)ところがあるが、実は孤独感を物凄く感じている。


彼らのやりとりの中で、
3つ印象的だったものがある。

○階段でのふとしたやりとり
○大雨降る中での叫び
○手紙

これだけを残しておこうと思う。

ぜひ観てほしいから。


愛を綴る手紙は、
ただ目の前で起きていることだけを書くより、
感じ取った情景や喩えを交えて書くのが美しい。

この感覚は現代の日本ではどこか恥ずかしい気もするけど、江戸や昭和のような恋文文化にはあったであろう感覚だと思う。

例えばそう、夏目漱石が
「月が綺麗ですね」と表現したように。


手紙は彼らのコミュニケーションを表すツールでもあったように感じる。

伝えなければ、伝わらない。

待っているだけでは、
伝えたいことも、伝わらない。

寂しかったら、辛かったら、
自分から伝えよう。

本当にそう。


このタイミングで
こんなに素晴らしい映画に出会えて嬉しい。

本当はもう少し語りたい部分もある。
"人間の複雑さ"という部分のこととか。

でも、この言葉で表すのが難しい、
素晴らしい感覚を
みなさんにも感じ取ってもらえたなら🪐


最後に、
私は海外の俳優さんとか疎いんですが、
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの
アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンと、
今回のヴィゴ・モーテンセンが違い過ぎて…
驚き!

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アラゴルン♡ラブな私は、トニー役のヴィゴ・モーテンセンに全く気付かなくて。

体重や恰幅までも作り上げることを求められ、さらに演技も当然ながら求められる。

改めて、俳優さんってすごいです…!


今夜はこれを観て、
明日は少し誰かに優しく、少しユーモラスに話しかけてみるのもいいと思うんです。


またMASHIROICHIで会いましょう🪐



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