同じ釜の飯を食うと仲間になるセヨ

一つ前の記事を書いていて思い出したので今回もシェアについて。
韓国人は日本人よりもシェアする文化が多く感じます。
特に食事。
日本ではご飯屋さんに行くと大抵ひとり一品注文しますよね？
韓国では一品をみんなでシェアするパターンが多いです。
食べたいものをいくつか選んで、１皿を分け合う。
一皿あたりの量も日本より少し多いように感じます。

この経緯として
最近では韓国でもおひとり様用のご飯屋さんが増えていますが、
元々はご飯は一人で食べず、みんなでご飯を食べる文化があります。
また、みんなでご飯を食べる文化は儒教と歴史が関係しているようです。

儒教では親族の範囲が広く、その中で分け合う文化が定着していた為、他人と食べ物を分けて食べることが重要視されていたそう。
あとは韓国は数十年前までとても貧しい時代を過ごしてきました。
韓国の義理の両親がたまに話をしてくれますが、本当に大変だったそう。
朝鮮戦争にかけて貧しい時代が続き、常に隣人と生活の苦楽を分かち合うことで、助け合いながら生きてきたという背景があるみたいですね。

日本人も大好きな代表的な韓国料理のサムギョプサル、チゲなど
大きい鍋や大皿の料理が多いのも理由の一つになっているかもしれません。

でも最近ではおひとり様用のお店も増えてきているそうです。
個人世帯の増加などの社会背景が影響していて
ひとり用のメニューが増えています。
ただし、時間帯などによってはお断りされる場合もあるので、
ひとり旅行で行く場合は事前に調べてからお店に行くことをオススメします！

そういえば！一人でも楽しむといえば
韓国の屋台は最高です！！！
地元民と旅行者が交わる空間はカオスで
一人でも楽しめるのでめちゃくちゃオススメです！

こちらについてはまた今度！